長野電塾、という勉強会に行って、発表されたばかりのパナソニックの最新デジカメを触ったり、説明を聞いたりしました。

長野電塾、という勉強会に行って、発表されたばかりのパナソニックの最新デジカメを触ったり、説明を聞いたりしました。結論から言うと、楽しかったし、完全に売り込まれました。いいよなあ、パナソニックw

<パナソニック最新デジカメ良かった理由その1>
操作系が自分のLUMIXと同じで、自分もしっかりパナソニックユーザーだったこと。ほぼ初めてパナソニックGHシリーズを触るのに、電源オンから、各種操作まで、ぱぱっと意のままに出来そうな感じ。 

左が自分のレンズ一体型FZ1000 ぱっと見、サイズとかデザインがGH5と良く似ていて、違和感がなかった。自分にとって親しみのあるものだった。

ぱっと持った印象が、今の自分にとって、なにか良いのです。小型、がっちり感、ファインダーがよーく見える、各種レンズが基本的にとっても小さい!(重要!)生理的に好き、という感じ。感性のレベルでね。(要するに個人的な感覚っす)

パナソニックのGHシリーズ(またはG9PRO)、どれも小型なのに、バッテリーグリップを特につけなくても、しっかり握れるところが良いの。ソニーのアルファは、なぜかとても本体を小さく作っていて、手になじまない。なじまないので、当然縦グリップが自分には必須なんだけど、そもそもなんで握りづらいと感じるくらいにまで小さくしてくださるのか、自分にとってはわからないのがソニー。ソニーはボディーの小型化にこだわりつつ、レンズはGマスターという最高級レンズを次々に出してくれているのはとても良いのだけど、それぞれのレンズは逆にむしろ巨大なのだ。その点、パナソニックは握りやすくて良いの。

もう、画質とか性能は、ある程度「良くて当たり前」なので、こういう感覚的に「毎日触って心地よい」みたいなことが一番動機になってきているかもな、という、2018年デジカメでございます。性能ってもうiPhoneとかもプロ用として使える時代だから、、、一眼レフとかは、もうどのメーカーでも良くて当たり前のなのね。(←大雑把か!)

<パナソニック最新デジカメ良かった理由その2>
全然とことんマニアックな観点でいくらでも書けちゃうのですけれど、、今日はGH5S,G9という発売前の最新型はともかくGH5ですら初見という、ド素人の私ですw田舎暮らし故に?、いやマニアだからかw必死にインターネットでかなり詳細までがっつり読み込んで研究しているせいか、メーカーの方にカタログ内容を説明していただいても、さすがにだいたい知ってます、ってものです。画質も細かく各種サンプルとかを自分のディスプレイで見ているし、ただ、あらためて現在パナソニックが優れている点を教わりました。
(1)徹底した熱対策 すごかった。熱が一点に集中しないようにうまく回路を分離して配置、30回も設計し直した。それゆえにメーカーが24時間とか保証できないけど、ユーザーレベルの感想としては24時間でもオーバーヒートせずに4K録画できちゃうぞ、という話もあり、省エネルギーと、熱対策、高性能エンジンの設計において、GH5、GH5S、G9PROに搭載されたものは基本的に素晴らしいということがわかりました。 4Kの4:2:2圧縮10bitをダブルスロット&本体&HDMI端子外部同時記録!をオーバーヒート無しで!とか書いてもわからないかもですが、詰まるところそこがパナソニックの独走の技術。
(2)高性能レンズ ライカ社の認証を得るために、徹底した高性能化をしているレンズなんだけど、中央部より周辺にいくほうが解像度が逆に上がっているという驚異のレンズもあるなど、確かに素晴らしい。マイクロフォーサーズ、という規格そのものが、そもそも周辺の性能を狙った規格だったと思うけど、そこにレンズのパワーが合わさって、全く問題ない高画質が実現されている。まあ、そのことはもうだいぶ前、GH4あたりでもそうだったんだけどね。当時からもうあれれれ?というくらい定評の高画質になっちゃっていた。
(3)プロサポートの勧誘に熱心w 面白かった。。なんと、パナソニックのカメラを持っていなくても、購入検討しているだけでも、プロサポートに入会できるらしいw (ただそんなんじゃ入る意味がないんだけどね!) マル秘の機材プロ向け割引など魅力たっぷり。 へへー、いいなあ、、パナソニック、、と熱くなりました。

もっといろいろ書きたいけど、キリがないですね。 まあねえ、写真を撮る、という労働を提供することが主で、タクシー運転手とかトラック運転手がどのクルマに乗っていても、乗客は用事が済めばどうでもいい。そもそもプロ写真はカメラで撮っている、というよりは、照明とか、アートディレクション、技術、信頼、など多角的で、カメラ単体とかじゃない。いやこだわるお客さんもいるだろうけど、、ドローンの機種はなんですか?って聞いてくれる客かどうかですねw (なかなか聞かれない) しかし運転手自身にとっては車両の性能だけでなく、「疲れにくい」とか「楽」とか感覚的な付加価値とかも大事だったりします。 カメラもファインダー見たり、握ったりして「ああ、これなら気持ちよく撮れそうだなあ」って思っただけでも、「これちょうだい」って思っちゃうなあ、僕にとってはそんな感じでした。

そういえば、GH5Sにどうして手ぶれ補正が搭載されなかったのか、そもそも、本当に搭載されていないのか、ということについて、GH5SはGH5より数十グラム軽量になっていて、それは手ぶれ補正が無いから!って説明があって、その瞬間「本当に搭載されてないんだ!」ってやっと諦めた私でしたw GH5の手ぶれ補正は、とても人気のある機能なのだけど、実はセンサーが非固定なのは、困る状況もあるらしく、固定で作って欲しい、という声に応じた、という説明でした。 GH5は発売当初センサーを固定できず、ファームのV2で固定機能をつけたらしいけど、それでもパンでバックラッシュとか、他の理由で、センサーが可動式なのはデメリットもあるらしい。 だからGH5Sを求めるこだわり派は、手ぶれ補正がないGH5Sを「高精度、高性能機」として喜ばしく思ったほうが良いのだろう。

ちなみに、自分はド素人なので、ぜんぜん普通のGH5でいいです!(と、GH5を使ったこともないし、大丈夫だろうと思っている。案外とことんマニアなので、使ってみれば、自分ももしかしたらセンサー可動式が嫌になるかもしれない。)

今日の電塾では沖縄のプロ機材の展示やプレゼンもありました。
沖縄のプロ機材が扱っている動画用のLEDライト、ファンレスで薄型のやつ、色温度を5200、5600、3200など可変させてRGBバランスを観察したけど、マゼンタ←→グリーン方向への偏りも少なく、使いやすそうだった! バッテリー駆動でも使えて、薄型面光源でファンレス、、、もうあんな良い照明機材あるんだなーと思った。。

50cm弱スクエアが約7万円、40cm弱スクエアが約4万円、明るくしたら明るすぎて不快だったくらいだから、明るさはたぶん十分だと思う。「演色評価指数Ra95、と色温度可変(3000K-5600K)」って書いてある。。Ra95って、色評価用って言っても良いくらい。。そういう時代なんだねえ
http://www.prokizai.com/shopdetail/000000001870/ct01-11/page1/recommend/
絶対現場がスマートで格好良いし、イケる機材だった!

まあ、昔程には、物欲とか、機材欲依存ではありません。 機材の高性能にうっとりすることが直接仕事のモチベーションになる、という感じでもない。 メリットが欲しい。 特に体力温存のためのメリットが欲しい。 歳をとったせいかな、30代の頃はでかいレンズのほうが欲しかった。今は小さなマイクロフォーサーズのレンズが「M型ライカのレンズみたいで可愛いな」って思うんです。で、まあパナソニックのレンズは実際に「ライカ」ブランドが付いているレンズなんですけれどね。 いろいろ面白い。 すっかり売り込まれた私でしたw

この勉強会を実現してくれた運営委員の皆様、本日の企業様に感謝します。ありがとうございました。

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