ちょっとレトロ感あるスペック

今日職場に届いた20ミリレンズ(EF20mmF2.8)で試し撮りおお?今までのレンズ(EF17-35mmF2.8L)となにかが違う。と思って比較撮影。大きな違いは「周辺減光」。今日届いた20ミリレンズは絞り開放の場合は中央部から減光がはじまってる。この20ミリレンズは設計が今までのレンズより古いのでこういうのも不思議じゃない。
昨日なにげなく写真がすごくうまい人の写真サイトをみつけて見てたんだけど、個性的な手法を使うことで、個性的な世界・雰囲気に到達することって多いんじゃないかな、と思った。このすごくうまい人(Tomさん)は1999年に写真をはじめて(!)最初はデジタルカメラでそのうちデジタルカメラの画一的な描写に満足できなくなって、フィルム式に移行、その後大きなフィルムを使うカメラ(6×6のブロニカ、ハッセルブラッド、6×7のペンタックス67など)も使うようになって、現在の代表作はやはりその大きなフィルムを使ったものが多いみたい。写真を見ていると、僕もその機材を使ってみたくなった。特にレンズをとおして見える世界がまるっきり違う。あとはフィルム独特のトーンと色。
今日届いた20ミリレンズは、決して完璧な高性能とはいえない。しかし大きめの周辺減光という「ちょっとレトロ感あるスペック」でボクを少し魅了した。しかもその周辺減光はF5.6くらいまで絞れば解消されていってしまう。レンズ先10cmまで寄れる驚きの近接撮影能力と併用してあれこれ撮影してみようと思う。

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