今日はイタリア料理の撮影でした。情報誌とＷｅｂで使うPR用の写真、ということでメニュー写真というよりはイメージ寄りの撮り方をしました。到着すると我々の前にテレビの人たちが先に撮影をしていて終わるところでした。（テレビと写真を時間をずらして同じ日にスケジュールするとは合理的！）我々の撮影のテーマは簡単にいえば「勝てる写真」、というようなところだったと思います。情報誌で目をひき、おいしそう、そこに行ってみたいと思わせる力のある写真を撮る、ということで、そのためにはいろんな技を使います。ボクの現場はＰＣのモニターを見ながらあれこれ試行錯誤しながら撮る「ちゃらんぽらんみたいなスタイル」です。カメラも手持ちなのでWebの担当の人から「手持ちでも大丈夫なんですか？」と不思議そうに質問されました。ボクはまるでファッションの撮影みたいに連写でピントリングをずらしながら前後に動きながら次々に撮ったりするのです。今日の撮影は２時間以内、という制約（予算）なのですがその中で目一杯良いものが撮れるようにチャレンジします。撮影のスピード感は重視です。「おー、これこれ、こういうのが欲しかった！」みたいな写真って現場のみんなのイメージがほぼ一致していたので撮れたらすぐに次のシーン、、みたいに即チェンジです。結局時間は少しオーバーしてしまいましたが良い写真がたくさん撮れたと思うので安心しました。
