たくさん働いてもらおうと思います

ピントでおかしいことがたびたび発生して修理に出していたズームレンズが帰ってきました。前玉、という研削非球面レンズが新品交換、というのを含む(汗)大掛かりな修理です。筒の部分も一部新品になって小窓のガラスがビニールで保護されてました。黒光りしている古い部分と新しい部品の部分でややマテリアル(表面塗装の感じ)に違いを感じます。このレンズは1993年11月発売で1994年頃に購入しました。ズームレンズは複雑な可動部分が多くあり単焦点レンズよりはシビアな修理調整が必要になるのかなと思います。絞り開放での周辺光量の落ち具合を試してみます。望遠端ではこんな感じ。広角端ではこんな感じ。肝心のピントは片ボケは解消されてかなり均質な描写、キャノン基準ボディーで調整されたAFはうちの5Dと微妙に違うのは惜しいけど、ボディーと一緒に調整に出す「ベストピント調整」ということをしていない、という中ではまあ良しとします。最新のEOSでは最後のピントの追い込みはカメラ側で設定できるので、ベストピント調整なんてもう古いですね・・。
大切な撮影でなんかおかしいことがたまに発生していたこのレンズ、今回のオーバーホールでリフレッシュ、ズームはあまり使わない主義の私ですが、、なんやかんやとたくさん働いてもらおうと思います。

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