結末はどうなるのか

地元佐久平駅近くのエリアにケーズデンキがオープンした。昨年末にLAOXが閉店した場所にすぐ改装を入れて入居した強気の姿勢に興味を持った。競合はヤマダ電機。地元に住んでいる感覚からすればヤマダ電機単体でも地元の需要には十分な規模であり、競合2店舗の共栄共存はないのではないかと自分は思う。もしそうであればこれは壮絶な「つぶし合い」バトルのスタートなのではないか、、、とやや大げさに(汗)見守ることにした。
ケーズはどうして出店を決めたのだろうと考えた。その前にLAOXはなぜ敗退したのか歴史を振り返れば、ヤマダ電機が店舗を拡大移転して今の場所でオープンしたらそれまで盛っていたLAOXは価格で負け、そのうちに品揃えが貧弱になり、そのうちに客が少なすぎてなんだか変な空気が怖いような感じになり(感じたのは私だけ?)、そのうちなぜまだやってんだろう、と疑問に感じるくらいになり(汗)、昨年ようやく幕を閉じた。
やはり最大規模の品揃えと、価格の安さが客を引きつけるのではないかと、そんな当たり前のことがよくわかる事例となった。さて、ケーズがヤマダ電機に勝つためにはやはり品揃えと安さでヤマダを圧倒すれば良いのである。どうなのか。
初日のケーズデンキの品揃えには圧倒された。ヤマダ電機よりも狭い空間だと思われるのだが、そこに満載で最新の展示品が並んでいた。しかもオープン特価でネットの最安よりも安い価格もちらほら。すごい。まあ価格はヤマダ電機の調査員が見に来て同じ価格で対抗しているだろうから、今どちらに行ってもとにかく安いわけだ。
今日の混雑はまるで週末のヨドバシカメラ新宿、ヨドバシ秋葉原みたいな感じ。メーカーからの応援か、コンパニオンもマイクでPR。佐久市だったっけここ?状態だった。とにかく「つかみはOK」だったケーズデンキ。あとは持久戦なのだろうか。単に客としての気分では大歓迎だけど自分の思いは複雑。過当競争は双方の体力を消耗するだろうし、そういう競争が製造業(メーカー)を苦しめて経済にも影響を与える。資本主義の良さともいえるし、悪さとも言える。田舎の佐久市でオーバースペックとしか思えない店が競合するこの状況、結末はどうなるのか見守っていきたいです。
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