ふろぼん

最近風呂で読んでいる本。本に熱中して汗をだーっと出すのが健康によさそう。本の内容は光とか色とか信号とかケーブルの中身とか圧縮とか本当に盛りだくさんで面白い。だけどこれを読むと映像撮影がうまくなる、という要素はほとんどない!(笑) しかし長年知りたかったことがとてもうまく凝縮されて書かれているのが良いのです。
今日動画撮影の問い合わせがあってこちらの体制を電話で説明するシーンがありました。写真撮影でお客様からカメラの種類とか機材について細かく聞かれたことはほとんどありません。費用と結果についてが関心の中心であることが多いです。(自分の場合) だいたいカメラが50万円と30万円と10万円で、EOSの場合はあまり画質の差などはなく、機材の差から来る画質の違いが印刷物で問題になるのはよほどのハイエンドなお仕事でしょう。使いこなしの側、カメラマンの腕前にとても大きなウエイトがあり客様は通常カメラマンの機材について詳しく聞く必要もないのではないかと思います。ただ仕事がやりやすいので普通は高額な機材を使って撮影はするわけだと思いますが、、。
ところが動画の場合はどうやら違うみたいです。まだよくわからないのですが、映像の世界は幅が広くて数秒間のために数千万円かけるものから、ディレクターが手持ちで小型カメラをまわすようなラフなスタイルまであるし、いったいどんな予算でどんな装備でどんなクオリティーでやりましょうか、という選択肢が発注側にも豊富にある、という感じです。自分たちをどのあたりの業者なのか、という位置づけも難しいです。
私は自分の位置づけを5Dmark2でシネマカメラライクな映像が撮れます、というところを前面に出してみました。そのような映像表現が必要な場合に私を呼んでください、ということです。これは後で思ったのですが面白い落としどころだと思いました。
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Shipment Information:
Destination Country: JAPAN Destination City: NAGANO
Tracking Information:
14 Oct 2009 08:23 TYO Arrived at TYO
13 Oct 2009 17:12 DEL Sent to TYO by On Board Courier
13 Oct 2009 00:00 CHG Shipment details entered by CHG
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海外のサイトで機材を注文したんだけど、、、いよいよ東京に到着したらしい。

ふろぼん」への3件のフィードバック

  1. ムービーの場合、
    予算から利益を引き、残ったお金で作る。
    予算ありきでスタッフ、機材等のランク、内容が決まっていく感じでしょうか。
    で、何買われたのですか?

  2. SHINYAさん、
    「制作費=予算ー利益」
    この一見当たり前の公式が私にとても新鮮でした。一生使える。。。
    逆算でランクを決めて、、、だからビデオプロダクションのウエブサイトとかで「松も竹も梅もできるけど、あなたの予算では竹だからこれですよ」みたいな感じとか「お客様で機材を変える」って書いてあってなんだそれ、ってのも意味がわかりました。それは本当はなるべく最高の松レベルで注文くださいね、という願望あってのことですね。同じ技量の人間が動いたら、結局わざわざ低いランクの機材をオペレートするのは無駄のような感じもしますけどね。
    買い物の内容はyoutube動画で発表しようと計画しています。うまくいくのかどうか。。。でも無事日本に来てくれただけでうれしいです。(どんだけ危ないんだよ。。。)

  3. >「制作費=予算ー利益」
    あるときはビジネスクラスで、ツインルーム一人使用でした。
    ないときは、パックツアーにエキストラベッドでした。
    同じハワイロケなのに。(笑)
    >最高の松レベルで注文くださいね、という願望あってのことですね。
    いや、違います。
    感覚的には
    あれば、いいけど、なければないなりに作りますよです。

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