今年2010年最高の番組はこれだ、って思った

ニュースを含め、見るテレビ番組はすべて録画で見ている私なんですが、今年2010年最高はこれだ、って思った番組、BSジャパン デキビジ 堀江貴文×ひろゆき×勝間和代(第25回 2010.10.24)
なんで最高だったかといえば、日本で最高峰の経営頭脳が、結構仲が良いのかリラックスムードで自由に語る(ぶっちゃけトーク)番組だったからです。いろいろあったけど東京大学出身で際立ったセンスを持つホリエモン、若者らしい感覚とあり得ないほど達観した感覚を併せ持つ天才のひろゆき、マッキンゼーを辞めた後ベストセラーを乱発する勝間さん、全員お金には全く不自由のない生活のようですが、なにか新しいことをやろうというアイディアと行動力とセンスが普通ではありません。
ひろゆき氏についてはちらっと「ぼくはもう働かなくてよいので」と言ったように聞こえました。生涯必要なお金がもうあるので、働く必要がない、という意味だと解釈しました。そんな状態ってあるんだなー、と思いました。貧乏人の私の想像を超えていました。
ホリエモンもメルマガだけで年間100億円か?という可能性にも触れ、巨額の売り上げ(かつ純利益)をたった1人で稼ぎ出すという生き方があり得ることを語りました。
勝間さんも、もはやお金をあくせく稼ぐということに燃えている場合でなく、自分の素朴な疑問、社会の問題をどうしたら解決できるのかを探って行きたい、具体的には格差による機会の不平等をなんとかしたい、ということらしい。(弱者救済でなく、弱者も強者も平等のチャンスを持つ社会、ということ。)
ひろゆき氏が、年収400、800、1200万円までアップしていくのは同じことの延長線上にあるのだけど、これが年収5000万円となると全く別の仕事にしないと絶対に到達できない、という当たり前といえば当たり前の、しかし大切な考え方を披露。
ホリエモンは、事業が頭打ちでも、特に女性経営者は真面目でコツコツとがんばり続けてしまう問題について語りました。別の事業とかを頭を切り換えて並行して考えられるホリエモン独特の感覚が面白い。
勝間さんは著書も面白い(とかいって、私はブレイク初期の2007年の作品しか読んでない)のだけど、最近関わっているテレビ番組も冴えてます。さきほど見た「仕事学のすすめ│NHK教育」で、南場智子(ディー・エヌ・エー社長)の人材の口説き方の、なりふりかまわない必死&情熱的なやり方は、衝撃をうけました。我々も、自分たちの資質や能力をたまにはたな卸しするとかして、今の延長上の未来以外のものとか、常に模索しても良いのですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *