「とことんマニアで行こう!」手持ちのマイクを片っ端からテストしてみる(その1)


2018年の目標を決めました。「とことんマニアで行こう!」です。 マニア気質だからこそ到達できる何かを、毎日追求しよう、そんな2018年にしようと思い立ったのです。大晦日の夕方に、「マニアはマニアとして生きるほうがいいんだ」と開きなおった僕が、やっていたことは、手持ちのあらゆるマイクを徹底比較してみよう、というもの。

ソニー ECM-CS10というステレオマイク。何度捨てようと思ったか、、全く気に入らなかったマイクでした。これは一体どういうマイクだったのかを考えるところからマニアは始まりました。

思わず胸元につけたくなるようなピンマイク形状なのですが、音域が高域にかけてとても広く、実際に胸元で音声録音に使うと、わずかな衣擦れの音までざわざわと拾ってしまって不便で、シャカシャカと落ち着かない。

だけどいわゆるハイファイであり、超高域まで拾いたいようなときには良い。向いていそうなのは、スズムシの声を撮る、とか、生録じゃないのかなあ。

マイクって音作りされていると思う。マイク側に低域をわざわざカットするLOW CUTなるスイッチがあるのがあるけど、低域カットは「ボッ」という風の吹かれ対策に有効なんです。 声用のピンマイクだったら、このマイクは高域まで拾うのではなく、むしろカットしてあった方が良かったかもしれない。しかし、人間贅沢だ。感度が弱くて録れないならもっと不幸だろう。要らない高域は編集時にあとでカットしてもいっか、と考えれば、もしかしたらこんな4000円のマイクも使えるかもしれない。

その2 動画編 につづく

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