手持ちのマイクを片っ端からテスト(その2 動画編)


実際にマイクを比較しました。 身近にあった音がファンヒーターの音だったので、それでやりました。

ノイズっぽい音のほうが高周波まで豊かに含まれていて良いかなあと思った次第です。
ファンヒーターの吹き出し口側は、風で吹かれてしまうので、背面の吸気側、距離5cm。
こんなものをおもわず録音してしまうのは、マニアだけです。

各音域の音の成分をうまく含んでいないと、リアルに聞こえなくなっています。ファンヒーター燃焼のための、燃料噴射の音?(シュー) ファンの音?(ぶおーん) 箱としての鳴り それらの要素がバランス良く録れていると「おお、リアル」となりそうです。 

順番に、
(1)ソニーステレオ・マイクECM-CS10(約4千円)は「こりゃ近くから録りましたね」的な臨場感があります。なにげにこいつだけステレオだし、、超高域まで無駄なほど伸びていて、高感度、ハイファイ。ただ、マイクあるあるで、実際の聴こえ方とは違う、無駄に高分解な感じというかね、高域のシャリシャリ側がたぶん多すぎるのですね。

(2)ワイヤレスピンマイク セットで8万円くらいの業務用ワイヤレスマイクの、マイク部分、約1万円。これはまあまあ「普通」に録れている印象。(←普通、とかもっと良い表現力ないのか! いえすみません、、素人でw)

(3)RODE NTG2 約3万円 このマイクは3万円にして神と思っているお気に入りのガンマイクです。電池を入れてマイク内部の回路を使ったスタイルにもなるし、機器から48ボルトの電力を送って「ファンタム電源」での動作もできます。 今回はファンタム電源で。 ファンタムのほうがローノイズ、高音質に撮れるからです。 自分が気に入っているだけあって、自分的にはこれが最もリアルに聴こえています。

(4)アツデンSGM-PD2 約2万円 業務用ビデオカメラにセットで付属してきたマイクです。単一指向性。これはRODE NTG2 約3万円に比べてとにかく気に入らない。今回のファンヒーターの音も高域が詰まっていてリアリティーが無く、最もダメなマイクとなりました。

はー、よかった。適当な動画だったけど、動画で音を示したおかげで、文章でも補足できて、マニア流な内容にできました。 たまたま自分が買った機材同士の、自分のための比較ですが、「違いがある」ということをまずは並べて実証できて良かった。 次回への課題としては(1)もっと聞いて楽しい、とか心地よい音を録ってこい! (2)ボイスではどうなんだ? そんな感じですかね。 マニア追求の時間が今日もとれて良かった。では!

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