りんご騒動

りんごがうまいです。今長野県に住んでいてりんごはまさに地元の特産です。農協の直売で生産農家の名前入りのりんごが安く買えるので、ふんだんに食べています。今昔ながらの品種で「紅玉(こうぎょく)」というのを好んで食べてます。「紅玉」は強い酸味の独特のキャラクターが持ち味。その風味は長持ちしないので、今だけの期間限定のお楽しみです。離乳食もほどほどに進んでいるあかちゃん(7かげつ)にとってもりんごは楽しみなおやつのようで、特にすりおろしもしないで握らせておけば、まだ歯もちゃんと生えてないはずなのに、歯ぐきなどを使ってむしゃむしゃと夢中でしゃぶりつき、しばらくすると食べきってしまいます。ほんの数日前までは握った手の中に入り込んだものは食べられなくなっていたのに、今日はちゃんと持ち替えたりして最後のひとかけらまで食べられるようになりました。すさまじい進歩に家族一同驚いたり喜んだりしていますが、無理は禁物。夜のさきほどのおやつタイムでは、たっぷり頬張ったりんごが一向に飲み込めずに猛烈に怒り出してしまいました。怒って吸い込んで→むせて→さらに怒る、というサイクルにはまれば、こちらは指を口の中に入れて「救出活動」です。バナナという離乳食のメニューの王道ともいえる果物ならそんなトラブルもないのですが、りんごをすり下ろさずに与えるのはかなりリスキーかもしれないです。ただしそのりんご攻略のための集中力のすごさについつい魅了されてしまうのです。落とさないように強く握りしめて夢中で食べる姿を見ると、ほかの食べ物より「りんごの引力」って強いのではないかと思うのです。どのくらい強いのかな。1ニュートンくらいかな。
【問い】りんご一個には「1ニュートン」の強力な引力が働いている。○か×か。
【解】りんごかどうか関係なく地球上のあらゆる物体に引力は標準装備じゃないかと。

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