はやくボクを超えろ

ソニーサイバーショットW1+セミフィシュアイで撮影。(遠近の関係で巨大赤ちゃん出現!みたいな感じにも見える。)
1歳3か月のユウキ君はたぶん親に似たと思うのだけど自分の意志を強烈に出すことが多い。そのときの力強さはちょっと制止できないと思えるくらいすごい。だから、平和で過ごすためには、常に高度に意志が疎通できてないと困る。
何が不満で、何が満足なのか。
その欲求を基本的に十分に満たしていると、そこに高度な信頼関係が生まれるように思う。なんだか二人シンクロしている。波長が合ってる?
ユウキ君の毎日の成長はものすごいと思う。身体的な成長と、精神的な成長。神経的成長っていうのもあるのかな。(運動神経。)
幼稚園では遅すぎる―人生は三歳までにつくられる!
* 作者: 井深 大
* 出版社/メーカー: サンマーク出版
* 発売日: 1999/09
* メディア: 文庫
ソニー創業者の井深さんのこの本は、ずいぶん前にも一度買って読んだし、最近また文庫本を買って読んだ。この本に影響されてユウキ君に対してはとにかく「多くの刺激を」なるべく与えたと思う。刺激というのは、音楽の心地よい刺激もあるし、ちょっと危ない刺激もある。刺激というのは少し危ないくらいのハラハラするものがこれまた美味なのである。それをやみくもに制限したり「ダメ!」「危ない」と取り上げてしまうともったいないと思っている。たとえばこたつ板をはずしたこたつ布団の上。子供が乗ると「どぼん」とへこんで抜けられなくなりそう。というか、机の上で遊ぶとかいうのは、全体的に危険というか、あまり常識ではない。でもこれに限らず、布団遊びというのは最高に興奮する遊びのひとつだ。布団を持ち上げて壁のようにすれば興奮は最高潮。ダイビングしたりよじ登ったり。ものすごい喜びように、「この劇的に面白いおもちゃはどこのトイザらスで買ったのだ?」。抜け出したー。
危険で困るのは、サッシ。かなり重いサッシでも、ぐいっと開けてしまう。それを閉めるときが危険のピーク。指を挟みそうで、挟まない。いや、いつか挟む!これはホント怖い。だけど挟む練習というか、体験は沢山積んでいるので、サッシなどのホントに危険なモノでは今のところなかなか挟まないらしい。
危険な場所やシーンにもどんどんチャレンジさせていると、意外なことに、とても慎重に行動するようになる気がする。とにかくまだ一度も階段や段差から転落してケガをしたことがない。段差に対してとても慎重に「降りられるかナー」って試す様子が観察できる。普通だったら危なくて「ダメー」と言いそうなシーンで、あえて言わずに見守るのが、ボク流。(<危ないって。)象徴的な前向きダッコ。ダッコ散歩を前向きでやっていたら、完全に定着して、いつも器用に腕の中で前向きにターンする。同じシーンと雰囲気をたくさん見てきた。ときどきボクを見下すような顔をする。「はやくボクを超えろ」って願っているのだけど、その日は案外あっけなく訪れるのかもしれない。

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