男同士の妙な連帯感

写真のこの日は、ユウキ君は風邪ひき&寝起きで、なんだか冴えない顔。だけどいつものように食欲全開。「おいしぃ~」というコトバだけ、他のしゃべれる単語(これ、こっち、まんま、あっちぃ、パパ、ママ)より、高度ではっきりしている気がする。(いや、「いらない」というコトバもあった。)<なぜか両方食べるときのコトバだ!
おいしい!と絶叫しながら食べるような状態。食べることの喜びを全身で表現しながら食べる。すばらしい。食べる欲求って生きる上で本当に根本的な欲求だから当たり前のはずなのだが、ご飯の時間になると憂鬱になって逃げ回ったり泣いたりする幼児を見た事がある。食事の時間を自由で楽しくハッピーな時間としていっしょにクリエイトするのは親の役割だと思っているのであります。
一歳4か月のユウキ君の味覚は意外と敏感で、冷蔵庫から出した朝の食べ残しのものは(たとえ好物のトマトでも)食べない。あれ食欲ないのかなと思ってこっちが新鮮なトマトを食べてるとすぐに気づいて横取りして丸ごと一個程度食べきってしまう。
もはや味覚においてごまかしは効かない。かならず味を確かめて、オトナの自分がまずい、と思うものを、ユウキ君に押しつけたりすることがないように気を付けている。
あと、こぼしたり、散らかしたりするのは「想定内のこと」と考えて、「なにが起こっても怒らない」ことにしている。食事が終わると、上から下まで全部着替え、ということもしばしば。(特にボクが食事を与えているときはそうなってしまう。)徹底して自由にやらせている。そうこうしているうちに、コップの使い方は完全にマスターした。さすがに本人も飲み物のミスはイヤだったのだろう。器用に「ずずー」とすするのも上手になった。ユウキ君と自分のコミュニケーションは、主従関係でなく、ほぼ対等な関係になるように努めている。遊びもケンカも真剣勝負のテンションで取り組む。だから意気投合のレベルも深い。意思疎通が深い。
ユウキ君は家族の厚い愛情にプラスのテンションで応じて、いかにも楽しそうに振る舞っていることが多い。だからなおさら可愛がられてプラスの気持ちが輪廻して持続していく。こんな関係が築けるようになるとは事前には予想できなかった。
今日は夜帰宅したらユウキ君が飛びついて来てしばらくずっとじゃれて遊んでいた。昼間の遊びの続きがしたいのかな。ゲラゲラゲラゲラ、二人でずっと爆笑しながら遊んでた、ヘンテコなボール&鬼ごっこ。男同士の妙な連帯感?そういうのもありか。

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