店頭で見つからず出版社ダイレクトのネットショップに発注したら在庫切れだったDVDを無事アマゾンでゲット。ゲットしたはいいものの見てなかったのでいまさっき見てみた。
そのDVDはベストモータリング。昔は毎月買っていた。市販の普通のクルマをサーキットに持ってきて一流のレーシングドライバーがアクセル全開走行でバトルする、というとんでもないビデオだ。
今回は気になるあのクルマ、GT-Rを扱っている。GT-Rの限界の走りの様子、音、映像を見るためにはこのベストモータリングは最適だ。しかも主要なクルマはすべて黒沢元治さん、というただ速いだけでなく、クルマづくり（セッティング）のベテランがひととおり評価してそのうえで比較しているのでどのクルマが世界最高傑作なのかDVDをみているとよくわかる。
とりあえず仕事時間中だし（笑）GT-Rの部分だけ少し鑑賞したのだけど、従来型のGT-Rの最強チューニングバージョンを軽く追い抜く国産最強パフォーマンスはさすが。しかしどうやら黒沢さんはライバルのポルシェと比較しているようだ。GT-Rに勝てるかもしれないポルシェというのは普通のポルシェではなく生産台数がとても少ないGT2、価格なんと２６００万円だ。７７７万円のGT-Rがそれと互角の勝負である（らしい）というのはとんでもない快挙。
GT－Rの購入者は富裕層に限られる（さあ冬だ、スタッドレスタイヤに履き替えよう、っと思った瞬間、専用タイヤと専用（に限る）ホイールで約１００万円とか常識を超えた維持費など普通じゃないのはあらゆる部分な）ので（汗）私はいくら「こりゃすげえ」っと思ってもまるっきり他人事なのだけど日産は確かに世界最強の量産型スーパーカーをつくってしまった、ということでした。一年後には一般向け（？）の現行バージョンをさらに強化したスペシャルバージョンが発売される、ということでそうなると今度は本当にポルシェすら追随できない独走の世界へ行ってしまうのかもしれません。おそるべし。