インディゴブルーをほぼ黒に近いまでに濃く染めた、という色らしいのだけど、少しインディゴブルーの感じが出すぎかな?もっと黒くていいじゃない?という話になり、、、
「そんなときのために、別のカメラを用意しといたんですよ!」と得意げな私。
EOS-1Dsを製品撮影にデビューさせた。5Dよりも水色(緑?)がかって撮影されたので即却下・・・。
拡大して良く見ると、繊維と繊維の間のところに肉眼では見えない水色(緑)が映し出されている?ために全体としても水色(緑)っぽくなってしまうような気がする。
別のときにも肉眼と違う印象で写ってしまうケースでもう一度だけ敗者復活でEOS-1Dsを登場させたが、そちらでは黒い皮革の黒の部分にやっぱり緑のノイズが大量に載ってしまい、、全体としてモノトーンの黒にならない、という話にならない状況になり、、そこでも却下。今後基本的には商品撮影で1Dsを使わないことに決まりました。。。。
ネット上の評判ではこういう色で困ったときにこそEOS-1Dsが威力を発揮するはずだったのですが、、、、よくわかりませんが、残念です。
昼間実際撮影をしていたときはストロボのモデリングランプの光や、スタジオ内の光がミックスしていて製品の微妙な色がうまく理解できない状態だったので撮影を中断したのですが、いまじっくり観察すると画面左のEOS5Dの撮影データが現物照合でOK。撮影そのものはいつもどおりで続行できることがわかりました。良かった。
(私のところでは撮影後レタッチして後で色を合わせる、ということは原則やらずに、撮影時に現物照合で色が確定しているという前提で撮影しています。)
テスト条件 RAW撮影 DPP3.2.0.4 忠実現像 シャープ3 5200K 両機種とも
(追記1:鑑賞するモニターによっては差が少なく見えますね。自宅のノートでは緑色があまり見えない、、、。<ある意味平和だ。またカメラ個体差、コンディションによる影響もありうるので私の個体ではそうだ、ということですね。)
(追記2:水色(緑)の偽色はDPPの「色ノイズ緩和」で軽減できることが判明。さすがDPP! ちなみに本体内現像(RIT)では偽色はどうにもならないままTIFFやjpegとして定着される。)