今日は入稿ギリギリでの撮影でした。文とかレイアウトとか全部出来上がっていて写真の到着を待っている状態なんだそうでした。今日もいろんな撮り方を試して「攻めて」撮りました。単焦点レンズのギリギリの特性(個性)を使う、などなどかなりマニアっくな切り口で撮る私です。データをすぐに仕上げて編集部に持っていって今日はそれで力尽きました。ユウキ君と「つるつる」(ラーメン)を食べに来ました。まだカメラに気づいてない、くらいの表情ですね。今度はカメラに向かって目線と、珍しく食べるのを中断してポーズをとっています。ちょっとようすがおかしい。もしかしてブログのコマの展開とか考えてませんか?そんな疑惑のユウキ君4さいなのでした。
iPhoneの発売についてボクも少しコメント。ボクがiPhoneの現象で面白いなと思っているのは今回長蛇の列で並んだ人たちはマーケティング理論でどのあたりに位置づけられる人たちなのかな、ということ。「イノベーター(革新的採用者)」「アーリーアダプター(初期採用者)」「アーリーマジョリティ(初期多数採用者)」「レイトマジョリティ(フォロワーズ)」など分類される「イノベーター理論」なるものがあります。イノベーターはまだ世の中にあまり知られていないようなものにいち早く反応し、自ら飛び込み試して最初に評価するような人たちです。今日iPhoneを買いに走った人の中にはもちろんイノベーター層の人たちが混ざっているのですが、反面あまりに有名な商品の新製品という位置づけゆえに「流行っているから自分も欲しい」というようなフォロワー層も混ざっているような気がするところが興味深いと思います。
ちなみに、iPhoneについてカメラマンのY浅さんが、電話に出ながらiPhoneに入れたスケジュールにアクセスできないと仕事に使えない、みたいなことをブログに書いていてそりゃそうだ、って思った私でした。そしたらやっぱりデジカメにスケジュールと音楽プレーヤーが入っていればいいんじゃないの?とデジカメの企画の人が困るようなことを発想してしまうのでした。「そういうのはすでにある」という風に分析するのかしないのかによって発想は180度変わります。おまけとしてカメラがついている端末ではなく、本格デジカメにスケジュールと音楽プレーヤーをユニットみたいにぱかっと入れてリリースできるように企画しておけばいいんじゃないの、っていう発想でした。サイバーショットだけでなく一眼レフのアルファにもなぜかスケジュールをインプットできる、そんなカメラ必要あんのか、って言われて「ある」と思うのは「イノベーター(革新的採用者)」だけかもしれません。