もうだいぶ前のことなので、白黒写真になっちゃってるんですけどEPSONフォトストレージビューワP-7000の画面表示について少し調べたことを思い出して書いています。フォトストレージビューワP-7000は電池駆動のポータルブル機器なのに表示に関してとてもグルメなことになっていて、表示色温度を5000K,5500K,6000K,6500Kあたりの4段階設定できるようになっています。もうそれだけでP-7000にライバルは不在だよね、というくらい強烈です。しかしどのくらいの精度があるんだろうと思って測ってみたのが写真です。PCの画面などを主に測定するセンサーをP-7000に当てています。すると
設定値 実測値
5000K 4700K
5500K 5100K
6000K 5500K
6500K 6000K
私の安物の測定器に誤差があるのかP-7000なのかわかりません。バックライトの光り方に経年変化は当然起こるので、測定できる人は自分の個体がどのくらいなのか測ってみて上記のような変換表を使って運用すればよいかと思います。(ってかそんなマニアどんだけいるのかよって。)
最後は最新のEOSのUSB端子(ホスト側/WFT-E4に実装)にP-7000を接続してみた図です。もしもUSB端子に接続してP-7000に貯めながら撮影ができれば、カードを抜き差しして読み込ませる手間がかからず、HDD→ビューワーにモードを切り替えればすぐに画像が見られるだろ!ってのが私の期待でした。キャノンのライバル機M80というビューワではできる、という噂もちらっとどこかで聞いたような気がしていましたが、、カメラのEOS側の説明書にはマルチスロットとして認識されるようなのはダメみたいなことが書いてあり、P-7000もまさにそうであるし、、、結果的には写真のように「対応していないUSB機器です」というやる気のないメッセージで終わりました。
まあ、、、P-7000側から接続に行って、カメラからも接続に行ってカップリングする、なんてことを本当に毎回やるのか、って言われると確かに怪しいけど、、、どうしても見せながら撮影したいときにはつながってくれれば本当にありがたかった。ま、そういうのは超小型のパソコンでやっとくれ!という声が聞こえてきそうだ。(それをいっちゃぁ・・)
P-7000を2か月使ってみて、ハードウエアとしてとても優秀で100点をつけたい、という部分がひとつ。もうひとつはどうやって使うのか、何に生かすのかという用途提案について2008年の今どうあって欲しい?という部分でボクはP-7000のファンとしてもっともっと欲張りにお願いします!って無茶な願いをぶつけてみたいと思います。
僕の願いはズバリ「徹底したプロツールへの発展」です。「プロ用って言ったら売れなくなる」というマーケティングの仮定と「プロ用はハイアマチュアに売れる」という仮定の両方があるでしょう。そこの議論もしたいのですがちょっと割愛します。プロ用としての機能も性能も現状で十分なP-7000ですが実際にプロカメラマンにヒアリングして作り込むともっともっとすんごいことになると思います。脳内で勝手に空想中の業務用のフォトストレージビューワーに萌え萌えになりながら私のP-7000のレポートを締めくくりたいと思います。エプソンさんありがとうございました!
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