人生で知らなければそれで

この段ボール箱、なんだ?ゼンハイザーってもしかしてやっぱこれか!はじめてみたよ!
私はヘッドホンマニアの時期があり、10万円、5万円、4万、2.5万、1.8万、1万、、と金額の高い順にあれこれ所有していた時期もありました。(かつてはオーディオ製品をつくるメーカーで働いていたこともあり特に研究熱心だったのです。)途中の4万、というのがまさにこれと同じメーカーのゼンハイザーのモニター(HD25)
早速聴いてみる。
ナニコレ、、、、最初軽く違和感。ゼンハイザーの開放型のシリーズ独特の聴かせ方なのです。自分のヘッドホンマニア期に最後の憧れのヘッドホンがゼンハイザーのHD580にとどめをさしつつ、買えなかった(笑)のですが、それに似ている!!(当たり前だ)HD580は理想の音といいつつ、自分には低音のエネルギー感が不足という気がしていた。
このおおげさな今回のはユニットが大きいのだろう、そのHD580時代の足りなさを完全に克服している。っていうかソースによっては聴覚域の限界の低さの超重低音の音って感じのがクラクラするほど来てる。。。ハイハットとか弦のこすれの表現を実にセンシティブに表現する。ボーカルの声のかすれのあたりも。
ゼンハイザーの開放型ヘッドホンはいわゆる周波数特性をフラットにそろえて聴かせよう、という感じがしなくて、頭の中に音がこもるような感じでなく、徹底的に開放的に、そして耳当ての圧迫感に気分が悪くないように徹底的に軽い装着感を実現していて、とにかく心地よい。
これたぶん15万円~20万円くらいの超高級ヘッドホンだろうけど、頭につけて音楽聴いているとそういうの完全に忘れる。(<いや完全に忘れてしまっては困ります。)
そして、試しにいつも自分が使っている安物のソニーのモニターヘッドホン(MDR-Z700<これ以外のヘッドホンいったいどこにいっちゃったんだ??)に切り替えて聴けば「ナニコレ再び!」orz
すげえなぁ、これ。。。
ちなみに私まじめなオーディオ機器を持っていないために、「ヘッドホンアンプ」の出力が足りない、という状況でのインプレッションです。このヘッドホン大きなエネルギーをアンプから与えないと十分にドライブできない感じです!こんなのはじめてっす。。(訂正追記:これはインピーダンス(抵抗)が300オームと「高め」なためのようです。主に業務用に600オームまでのハイインピーダンスヘッドホンがあるらしい。はじめて知りました。。。)
(これメーカーさんのデモ機@ぶち専務関連)これこういうのさ、人生で知らなければそれで生きていけるんだよ。(うっかり知っちゃったねぇ。。。)先日たまたま物置から見つかった昔聴いてたCDの箱が今職場にあったので、ほぼ記憶と一緒に封印していた昔悩んでいた当時のサウンドを恐る恐る聴いてみているのです。当時超必死にヘッドホンマニアしていたのにこんな良い音では聴けてなかった。
超ハイレゾリューションだねこれは。聞き直すと新しい解釈で聞こえます。これたぶんヘッドホンでなく大型スピーカー+リスニングルームで同等のクオリティーの音楽鑑賞しようと思ったら1000万円に近いほうの数百万円かけないと難しいんじゃないかなぁ。(その部屋の遮音もやるとなればまたね)だからヘッドホンっていいよねー。(しみじみ)

人生で知らなければそれで」への25件のフィードバック

  1. やはり、これにあうCDプレーヤーとアンプが必要では?
    というか、CDでは音質的に限界があるのでは?(一般的なCDの場合ね)。
    インピーダンスは300Ωなんだ?。

  2. dojou7様、確かにCDプレーヤー、、、。ただ私おかしなことが最近あるなと思っているのは、たとえばDVDプレーヤーをハイビジョンテレビにつないだときのハイビジョン画質で、最強なのは最強の画像エンジンをリアルタイム処理させるプレイステーション3になっちゃってるわけですが、音楽CDも実はPCの再生がかなりすごいと私思っております。(そして今回もPCで再生しました。)要するにデジタル信号、信号の処理技術(サンプリングとか)が高度かどうかで音質が決まる、パソコンの処理能力はすさまじいので、なんでもできる、ってな感じの、これは仮説ですが、、、。 ただこのヘッドホンに限ってはオープンエアなのでパソコンが騒音を出している場合それを耳が拾ってしまいます。私のPC+iTunesはCDの再生でなぜかすごいスピードでディスクを回転させて読み込んでいます。それがうるさすぎてダメなのです。(笑)そんなことだと確かにCDプレーヤーのほうがいいですよね。どのくらい違いますかねぇ。。プレーヤーの20万円とヘッドホンの20万円を天秤にかけるならば私はまずはヘッドホンと断言して、その後の余裕でプレーヤー、と思います。

  3. 入り口と出口の比較では、出口に分がありますが、出口がこの機種で決まっているなら、差は相当あるのでは?
    トータルなダイナミックレンジの品質よりも、細部の分解能など。
    ただCDプレーヤーで20万というのは厳しいかも、7?8万と差が感じられないかも?

  4. dojou7様、最近のCDプレーヤー事情についてはホント良くわからないです。20万と7万の差とかどうなんでしょうね。相当のマニアと目される人が3万円のDVDプレーヤー券スーパーオーディオCD(だっけ?)再生機についてCD再生がとにかくすばらしい、みたいな大絶賛のレビューを投稿しているのを見たことがあります。昔大がかりだった回路がチップに集約されコストダウンとかそんなのもあるのかもしれない。ハイエンド機にも通じているマニアが推す低価格CDプレーヤーって結構欲しいなと思いました。一方でがんばって高級機を買ったのに、ウインドウズメディアプレーヤーでロスレス圧縮して、高性能USBオーディオヘッドホンアンプ?で聞いたほうがキレイだった、という恐ろしいオチにも常におびえないとならないのでありました。 書いてるとめんどくさいこと書いてるみたいですが、良い音で音楽聞けると、要するに幸せじゃないかと思いますね。

  5. CDプレーヤーってCDに記録されている信号を全て再現してないですよね。傷があったり、読み込めなかったり。でも音をリアルタイムで再生しないといけないので、端折ってる。
    itunesの設定 読み込み設定に
    読み込み時にエラー訂正を使用するという
    チェック項目があることからもエラーだらけですよね、きっと。
    なので、一度パソコンで取り込んで、再生した方が良いと。
    って、この話前もしたかなぁ???

  6. スーパーオディオCDは一般的に聞こえないといわれていた、50kHzの音を再生する(らしい、ご存知ですよね、知っていれば以下は飛ばす)。
     しかし、今までの音関係の機材では、そこまで設計がついて行って無いので、入口から出口までをすべてそろえないと、ダメ!!
      この「聞こえない」と思われていた音は、「出る」と「出ない」ではっきりきいている人の脳波が違うらしい。非常にリラックスするんだとさ。
    ・・・・、という事で、その音聞いてみたいです ^_^; 
     という書き込みでした。
    若いころは、18kHzくらいまで聞こえたけれど、今は10kHzくらいかなぁ。常時聞こえるのは耳鳴りのホワイトノイズ
      (T_T)/~~~ シーー・・・

  7. SHINYAさんエラー訂正をしない、という読み取り方もiTunesにはある、ということでしょうか。知らなかったです。パソコンに取り込んでから、というのは「ロスレス」と「CD読みながら再生」と音質は同じ、ということかな、、、そういえばそうなのかもしれないですね。試してみます。(それがわかる耳なのか、って笑)

  8. yosshyさん、スーパーオーディオCDというのを開発した会社で働いていた(<もういいって笑)だいぶこだわって試聴しました。森林浴で人がなんとなく感じている開放感、倍音、という複雑な音の重なり方に気持ちよくなるらしくて、超広域まで伸びているということがその音自体が聞こえて無くてもサウンド全体の味わいに影響するのだと思っておりました。確かに「リラックス」に影響するのだと思います。しかし当時思ったのは2本のスピーカーからオーケストラを演奏する矛盾、というところでした。超高域を担当するスピーカーは特に小さく、それが数メートル先にある、というところにロスがあるのかな、とか。(強引にヘッドホンに誘導する文章になってるか、、、笑) 私はyosshyさんの年齢とか知らないのですが、高齢でないことは知ってます。10Kまでの耳ってそれはないでしょう!

  9. CDプレーヤーの肝ってDAC(Digital-to-analog converter)なんじゃないの?と思い始めました。ピックアップでデジタル情報を拾ったところでゼロイチのビット情報でそこは安物も高級品も大差ないんじゃないの、と。そこで拾ったデジタル情報をどんなDACに通すかで品質が決まるのではと。アナログ信号はデリケートに増幅なりされてヘッドホンに導かれる。それがヘッドホンアンプなんだな、、、。高品位DAC+ヘッドホンアップ
    http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100108_341279.html
    こういうのかなぁー

  10. 半田さんには「釈迦に説法」だったのね、失礼しました。
    今から三昔以上前に、東京御茶ノ水の某楽器店で、友人がギターを買うのに付き合った。当時店にあった国産の中でもっとも高い部類に入るのが、Ariaのマーチンタイプのアコギだった。
    (本家マーチンD-45は70万円だった。手が出なかった。)
     店の人がかっこよく、ウエスタンぽいヤツを引いて、まずびっくり。次にもっと驚くことになった。・・・つづく。

  11. ・・・つづき
     友人がGコードを「ジャーン」とピックで弾くと・・・、アラマ、びっくり!! 中央に開いているあの「穴」が、5mや10mも向こうに伸びているように聞こえる。ずーーーっと向こうの奥から音が聞こえてくるような、不思議な感じに聞こえる。ヤツの家に持帰ってから、初めて聞く友人たちは、
    「あれーーー?この厚さしかないのに??なんで??」と首をかしげた。
     そして、GでもCでもDでもEでも、知っているコードなら何でもいいから、とにかくギターの弦を引っかいていれば、「ハイ」になった。これも50kHzの成せる業だろうか??
     「いい音」は、理屈ではなく、とにかく聞いてみなけりゃわからない。
    百聞は一見にしかず。
    百読は一聴にしかず。
    百聞、百読、百見は一飲にしかず・・・かな?

  12. あまり関係ないコメントで失礼!!
    以前のユウキ君の5面パフォーマンスに似ていたもので。
    ttp://www.youtube.com/watch?v=WfBlUQguvyw&feature=player_embedded
    これは、いったいどんなマシンで、どのくらい時間をかけて作っているんだろう???

  13. itunesの設定にあります。
    インポート設定
    読み込み時にエラー訂正をする。
    この項目をチェックしてください。
    そしてWAV 48000 16bitで取り込んでください。
    それをiPodでヘッドフォンで聞いてください。
    この音と、CDプレーヤーを比べてください。
    WinよりMacの方がいいらしいので、取り込みはMacで。
    iPodで聞くというのも、電源じゃないのでノイズが乗らないらしい。
    あと、2度読み。
    CDを一度入れて読み込ませて、イジェクトしてもう一度読み込ませてから、取り込むらしいのです。
    http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20090914/1028793/?P=5
    ここの面白いです。
    http://www.procable.jp/setting/25.html
    結果お待ちしています。

  14. yosshy様、そのすばらしい楽器の音を聴いてみたいです。先日ミュージシャンのいなっちに目の前で演奏してもらった時にも思ったのですが、生音の厚さと深さ、すごいですね。それも倍音かな。 
    日々の音色 (Hibi no neiro)はこれお手本映像を制作側がそれぞれに送りつけて、それと同じになるように演者は繰り返し練習してがんばった、というようなメイキング裏話を読んだような記憶があります。画面は最大で49分割でしたね。縦横比からして、もしかしてSDで作ってる?(ならば軽いかも)
    今日実は高品位オーディオの話が面白くなりすぎてずっと調べていて全く仕事になりませんでした。これ仕事につながる技術の話とも思ってますが、究極にハイエンドな品位のところにぶっ飛んでいて、オモシロイんだけど実用上はどうなんだ、という反省もありますが、、。(笑)ハイエンドのヘッドホン様に触発されているのでしょう。

  15. SHINYAさん、面白い問題提起です笑。オーバーサンプリングの話題は今日昼間「熱心に勉強」しているときにも出てきて「なるほど!」と思ったところです。DVDをハイビジョン化するのと同じですね。最新最強の技術が誰も見たこと聴いたことのない領域へ導いてくれる可能性がありますね。
    iPodの話は初代くらいのiPodでしょうか。うちにもありますが聴感上の豊かさはすばらしいですよね。気持ちよいのです。理屈はわかりません。感覚でそうなのですね。
    WinよりもMacというのは本体のヘッドホン端子に刺した場合の比較ではないかなと思います。Winマシンのヘッドホン端子なんて余程こだわったボードでも入れてない限りノイズ祭りだしどうにもならんレベルです。ああいうのはマックってやろうとしている目標が全く違いますね。

  16. ただ、今日ボクが掘っていた話題、外付けのDAC(デジタルトゥアナログコンバーター)の話題は、パソコンのディスプレイ出力もDVIデジタル出力にしたらビデオカードの性能って関係無くなって「マトロックスのビデオカードはすごい」という神話も消えて無くなってしまったみたいに、デジタルの信号の出口のところではWinもMacもそれは関係なくなっているし、ACとDCのところもDACの内部で実質DCになっているというところであまり関係ないと思っています。(いやそれともあるのかな、あるかも。)
    麻倉さんの話は一度読んだときと、2度目読んだときと内容の厚みが違って感じられました。これも2度読みの効能でしょうか!(冗談でなく本当なんですが、、、)面白いですね。初心者向けに噛み砕いて書いてますね。
    昼間いろいろ調べたところにもあったのですが、PCオーディオの話が熱い。昔ながらの単体オーディオではできてなかった高度なデータ演算が出来ている、オーバーサンプリングなんてCDプレーヤーの内部にパソコン(又はPS3みたいなの)入れろの世界ですね。

  17. いなっちさんのギターもいい音してましたね。
    MartinとかGibsonとかは、外国の(海外)のメーカーなので、日本に持ってくると、湿度が違い本来の音が出ないそうです。
     日本のミュージシャンの多くは、YAMAHAを代表とする日本のメーカーにオーダーして自分用のギターを作ってもらうそうです。
     現在の既製品では、Ovationが人気だそうです。なぜかと言えばボディーが木ではなく、グラスファイバー製なので、湿度の影響を受けないから・・・、らしいです。また、釈迦になんとかかな?

  18. ちょっと横から、
    湿度が違っても対応するのがプロ。
    そんなこといったら、クラシックの奏者はどうするのさ。
    ODのつまみちょこっとで解決するのでは?

  19. WinとMacはエラー訂正の仕方が違いような・・・・。
    どっちにしてもCDプレーヤーはCDの音をフルで再現していないということは間違いなさそうです。

  20. yosshyさん、dojou7様、湿度が違ってもなんとかするのがプロ、という話もそうだと思うけど、湿度その他できっと音が違ってしまうのだろうというのももちろんそうなのでしょう。本来の音色が出にくい楽器は名器としての価値を損なっているのかもしれません。私楽器のことは知らないです。グラスファイバー製って、、、どうなの?(笑)すごいなぁ。。

  21. SHINYA様、かつてのハイエンドCDPがこのようにPC/ITユーザーから軽く扱われるようになるとは、ですね。って、最新のハイエンドCDPを聴いたことないのに言うな、です。(ある程度反省)たいがいハイエンドオーディオはハイエンドのアンプとスピーカーとセットで音を出しているので誰のおかげですごいのかまあだいたい判別不能しょう。(笑) Win版のiTunesとMac版でCDのキャプチャーの手順が違いますか?しかし私iTunesの非圧縮とかエラー訂正とか細かい機能を使いこなしてないので明日にでも勉強してみます。(毎日遊んでるよね、、、。)

  22. だまされていたと言う事でしょう。
    で、取り込み設定はおなじです。
    WAV 48000 16ビット エラー訂正をするにチェック

  23. SHINYAさん、ハイエンドオーディオの回路設計技術者達が誰かを騙そうという意志は無かったと思うし、また彼らもデジタル化、IT化で彼らの活躍の場が縮小していって「騙された!」みたいに悔しい思いをしている人もいたかも、なんて思いました。時代の変化ですよね。きっと。 iTunesのロスレス圧縮とAIFF/WAVの非圧縮モード、ようやく確認できました。ボクはロスレスを選びたいです。25%~40%くらいファイルサイズが小さくなるのかな?ボクのiPhone領域全然余裕なので音楽全部取り込み直ししてみます!

  24. チェックの有無での音質の違いですね。取り込みのときにエラーが頻発しているかどうかでも状況は違いそうですね。なんとかやってみたいです。

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