フレスコジクレーの用紙のプロファイルを作った

品川区の新藤さんの職場に集まって、フレスコジクレーの「用紙のプロファイル」を作りました!実際にプリントしたものを、本格的に複写しました。(このブログのために、仕事とほぼ同じセッティング&撮影をした自分に驚き!!笑)
もうホント、肖像の関係もあって全員家族なんですけどお許し下さい。m(__)m
(1)「作ったプロファイル」は、少しだけ派手目明るめに出た。(これ、今後フレスコジクレーが乾いたりして変わる可能性あり。)トータルとして、「作ったプロファイル」は忠実であろうとがんばっている部分多い!(これはびっくりした)
(2)推奨プロファイルPX-7V Ultra Smooth Fine Art Paperは、女性の肌をまったりと表現していい感じである。カラーチャートなども全体にまったりしており、まさに「アートペーパーですけん!」というかんじだ。でもこれは単体でプリントしていると私はそんなに気づかない程度の軟調です。「アートペーパーですけん!」(もういいっ)
(3)」作ったプロファイル」はがんばりすぎているところがある。少年の足元の「池ベンチマーク」で、作ったプロファイルが黒つぶれしているのを見てそう思いました。そこまで色域ないヨー、と。
ややこしいので写真は割愛しますが、紙が黄色く色づいている竹の和紙というのもプロファイルを作りました。紙の下に潜ってしまう肌色?が浮かび上がって明るく再現されました。プロファイルを作ると、用紙のネガの部分を引っ張り上げて正常化する、そのような感じです。それまで風合いとか味わいとして感じていたものも、吹き飛ばすようなインパクトもあると思います。ぶっちゃけ。。。万能とは言えませんが、「作ったプロファイル」は面白い存在だと思いました。
今回プロファイルを作るために使った機材は、14万円くらいのアイワンフォトがあればOKに、27万円くらいのアイワンイオ、というロボットアーム的なやつを組み合わせています。実はロボットアーム的なやつは、必須ではないとのことで、労力さえ惜しまなければ手動で「よいしょ、よいしょ」と漕いで、高精度なプロファイルが作れるのだそうです。でも、でも、、、ロボットアーム的なアイワンイオを使っていても、たくさんやる場合、「そのオペレーションだけで」労力でした。オペレーションしてくれたかわかみさん、ありがとうございました。
この「作ったプロファイル」のおかげで、失敗は減るのでしょうか? ひとつの解決方法にはなると思いました!
フレスコジクレーは全部7Vでプリントしているのですけど、マットブラックインクのチェンジなしにいきなりマット紙への印刷ができるのは非常に良いです。 あと、「せこい、非常にせこい試し刷り」手法は、今回遂にA4の背面給紙ができなくなり(T_T)、慣れてきたことだし、A3+のまま背面給紙で「せこい試し刷り」を繰り返しました。A3+のほうが用紙のつかみがOKなのかもしれないですね!

フレスコジクレーの用紙のプロファイルを作った」への2件のフィードバック

  1. やっとあの時の感想を書いてくれる人がでてきた。
    やっぱ作った後の感想が聞けなければ、今後やりたくなくなってしまう・・・。

  2. 僕は、適用による変化量の大きいプロファイルでした。良し悪しとか違いについて論じやすい。普通の紙の人は評価が難しいのかなと思います。(プリンターの狂いの大きい人以外) 今回のアート紙のプロファイルを作るという試みは大成功だったと思います。ありがとうございました。

hanchan-jp へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *