#BenQアンバサダーでお借りしているカラーマネジメントディスプレイ、SW2700PTです。まずはキャリングハンドルと、フードが目を引きます。
一目で見て、プロ仕様っぽい雰囲気があります。この「フード」って私は初体験なのですが、心理的に落ち着ける気がします。フードを横から見るとこんな感じ。
フードだけでも2万円くらいしそう。。
フードをつけてみると、フードの効果は二種類
(1)外枠のふちに、黒枠ができて、見やすい(ふちどり効果) 白壁の場合の白とかが突然視界に入りません。
(2)画面の映り込みを減らす→しかし映り込みへの効果は実は左右のわずか5㎝くらいです!(写真をよく見てくださいw)
実はフードよりも、自分の背面に黒布をたらしたほうが効果があります!
たとえばこんな風に、黒布を自分の後ろに張ると、、フードよりはるかに映り込み効果が高く、
画面が見やすくなります!
自分の服とか手の色が映り込むだけ、そんなイメージですね!
高性能液晶画面をフード付きで使うようなユーザーは、
フードよりもはるかに効果のある、「背面に黒布」
をやりましょう!w
しかし、昔から憧れのフードの効果は結構限定的で、
なーんだ、という気も、、、
でも無いよりあったほうがいい!w
画面を接写すると、画素が見えます。この画素の感じはカラマネディスプレイSW2700PTと、
デザイナーズディスプレイPD2700Qと同じ様子でした。(詳しくは割愛)
文字を表示するために、ふちに赤や緑が見えるのは、こりゃしょうがないのかな、って思うことも。
ただし、4Kディスプレイはこの画素がとっても小さいので、文字のにじみが見えづらい。
カラマネディスプレイSW2700PTと、
デザイナーズディスプレイPD2700Qの比較をしていて、
わずかな鮮鋭度の違いはキャリブレーションの違いからあるけど、
決定的な違いではない、と私は思いました。
AdobeRGB対応のカラマネディスプレイSW2700PTと
sRGB色域のデザイナーズPD2700Qのどっちを選ぶかは、
結局、動画表示のときにはっきりと感じます。下がAdobeRGB色域ディスプレイで見た動画の見え方イメージ。
上が正常で、下は色が濃くて変なのです。(変に見えない方はスミマセン)
動画も静止画もやるよ、というクリエイターにとって、
sRGB色域に限っておくのはむしろ重要です。
というわけで、私の結論、デザイナーズディスプレイPD2700Q(49800円程度?)は、
いろんなバランスに優れた、私のイチ押しディスプレイ、私もそれが欲しいなと思います。
PD2700Qを2台買って、スタジオはそれになったとしても、
SW2700PTをもしも持っていたら、心強いです。
色に悩んだとき、特にシビアな印刷が絡んだもの。
そういうときに、ハードウエアキャリブレーションの上位機種があったら最高ですね。
BenQ製品をいろいろ試した夏。とっても面白かったです!ためになりました!
はじめまして、でしょうか?
広色域モニターには苦労させられますね。
今回Windows+広色域モニター+Chromeでブラウザの色がokasiku
ならない方法を見つけました。
https://aqua-papa.goat.me/6pyaTXkW
に記事を書いたので、もしChromeをお使いならば一助になるかもしれません。
ちなみにMS Edgeでは問題解決法はなさそうです。
いつも楽しく読ませていただいています。これからもドシドシ書いてください。
ありがとうございます。最新ネタなんですね。クロームでの回避方法について調べたり考えたこともなかったのです。ベータ版では再起動しても保持されるようになったのかな? クロームが、まさかMacでも非カラマネ動作だったのには驚きまして、、、ww 新しいバージョンで改善にはされると良いですね。コメントありがとうございます。最近、ブログのコメント欄寂しいので嬉しいですw 今後もよろしくお願いします!
もう一個の記事(過去の)も読みました。今思うのは、AdobeRGBディスプレイがもてはやされた、やや過剰に?売り込まれた?とか思うんです。カメラによるかもだけど、、EOSと自分のEIZOディスプレイの組み合わせで、そこまで大幅なメリットが感じられず、デメリット側の方が実は多い。どぎつい色に、目が慣らされる。勘違いやミスも起こりうる。Macでもまさかの色の間違い表示。動画のカラマネまで行くともはやアウト。 sRGBだからこのディスプレイは物足りない、なんてことはそんなにないですね。。。まあ、もしかすると、もっとこってり、AdobeRGB側に色が乗ったデジカメとかあるのかもしれませんけどね! ディスプレイ色域に関しては、遂にダイナミックレンジまで激変の、HDRになってきて、スチル写真もいずれ、今までの微差だったAdobeRGBでなく、一気に色域が変わったりしないのかなあ、なんて思ってます。
実感としてAdobeRGBがsRGBよりもデジタルフォトにおいて優れている気はしません。自分が撮影する対象ではそれほど優劣はないようです。
ビデオのほうで4kや8kが普及すれば、色域の広い規格がPCまで降りてくるかもしれませんが、普通の人はそこまで求めないでしょうから、PCでは普及しないかもしれませんね。
そもそもPC自体もデジカメと同じでスマホに食われていますしね。
広色域の写真表現は、いよいよ始まったみたいですね。検索キーワードは!「HEIF」 iOS11。 カメラから表示装置まで閉じた空間のiPhoneなら、先に走り出せますね。
https://japan.cnet.com/article/35103573/