シャッタースニッチ(ShutterSnitch)2021年版 ソニー7M3の場合

2021年夏にアルファ7M3に追加されたFTP転送の機能により待望のShtterSnitch転送が可能になりました。最小のjpegSでも転送に6秒かかりますが、なんとか使っています。

設定の大きな手順
(1)カメラ側にアクセスポイント登録→iPadとWi-Fiテザリング
(2)カメラのFTP転送設定をする
(3)その設定内容をiPadのShtterSnitchにも入れる

まずカメラ側にアクセスポイントを登録します。iPadからテザリングを出すときの感じで画面をひらきながら、カメラ側のWi-Fi設定を開くと、iPadが見えるので登録します。

手動登録のところで、「インターネット共有」のパスワード(いつもテザリングで使っているやつ)をカメラにインプットします。

IPアドレス設定はオートのままで、優先接続は入にすると良いです。王冠のマークがついてアルファにとって最優先のアクセスポイントとされます。

ここで、接続設定は完了で、一旦接続が切れても、カメラをオフしても構いません。

次はいよいよシャッタースニッチをひらきます。パスワードの記憶が怪しい場合は一度インプットして確認しておきます。そのパスワードをカメラ側にも入れるからです。

なんか説明が長くなってきたのでFTPサーバー設定についてはここで一気に一枚の画像↑にしましたっ。今までの説明に耐えられた猛者のあなたなら、じーっと見ているとわかるはずです。はず。。。(大汗)

ここでポイントは、ホスト名となっている「172.20.10.1」です。これは今回必ずしも必要ないソニーのアプリTransfer & Tagging add-onで設定をしたときに出現するアドレスで、このアドレスはこのまま必要なので使っています。数字を変えるとつながらないので、私の場合はこれです。もしも別のカメラ個体だと違う番号の可能性もある?

この例では、今までEOSで使ってきたユーザー名(Snitch)とかポート番号(26000)をわざと使っています。実は全く違うものでも良いのですが、、逆にいえば以前と同じでも良いのでw ポート番号は1とか2でもやってみたら全然OKだったw なので昔のEOSも併用しやすいように26000に。

一応ここで設定は終わっていて、いざ実使用の流れです。

(1)裏でシャッタースニッチを立ち上げてコレクションの中(実際の撮影画面)に入っておく
(2)iPadのこの画面「インターネット共有」を立ち上げてスタンバイ
(3)カメラの電源を入れる、またはカメラのFTP機能の「切」→「入」にする
(4)テザリングが成功すると右上に緑の「∞」が出る
(5)シャッタースニッチに戻って試写する
(6)jpegSが6秒程度で流れれば成功

うまくいかないとき
(3)の電源オンオフ、FTP機能のオンオフは大事
シャッタースニッチアプリの再起動もときに有効
裏のシャッタースニッチがちゃんと立ち上がっているかも大事

そんな感じです。

最新のカメラだとまた違う設定でできるのかなと思いますが、あくまでうちの7M3の場合でした。

シャッタースニッチ(ShutterSnitch)2021年版 ソニー7M3の場合」への4件のフィードバック

  1.  久しぶりです。以前、SIGMAのデジタルカメラを送ったことがある、pyosidaです。

     知り合いからブログに載せる写真、特に人物が写ることについて、聞かれました。昔々のように撮ることが出来ないので、楽しくないようです。
     さて・・・どんなものか、と考えていたら・・・「はんちゃんさん」のことを急に思い出した次第です。
     いち早く、実名で家族の写真も公開されたはんちゃんさんならば・・・いろいろご存じではないでしょうか。

     ここに書かれている、とか、この本を読んだらいいとか、アドバイスがあれば、教えてください。
     お手数をおかけしますが、お手すきの時にお知らせください。

     ・・・私の方は、前期高齢者となり2年目。目のことで一時はAFのみに、腕、足の痛みで重いカメラを手放しましたが、少し回復してきたので、健康なうちに色々撮っておこうと、近所を徘徊しております。

  2. めちゃ懐かしい、、ご無沙汰です。コメントありがとうございます。人物をブログに載せることが難しい、というお悩みかなと思います。肖像の権利を理由に掲載を断られた場合に、すみやかに消す、という感じかなと思います。普通に見えるものは基本的に撮って良い(撮る権利がある)という考え方があります。隠されているものを覗き込むと盗撮ですが、見えるものはいいでしょ、という撮影する側の権利。 ゴープロを胸につけて歩いていたらみんな映ってしまいますが、それで良い場合もあるでしょう。しかし掲載とか発表は肖像の権利を理由に無断では無理、やめてくださいと言われる可能性がありますよね。 私はここで声を大にして言いたいことは撮る側にも「撮る権利」とか「表現の自由」があるので、一方的に肖像権側が有利、ということはないと思っています。あくまで撮る権利と撮られる権利の対立であり、裁判所でないとさばけないと思うんですよねー。 

    私はもう20年以上前から野生動物以上に人間の撮影は難しくなるとおもって私のブログで登場する人物はたしかすべて家族で、権利問題を解決している人だけなんじゃないかなと思っています。 私は自分の楽しみのために人物を撮影したい、というようなことは考えないようにしています。そもそも撮れるものじゃない、と諦めています。いや、撮影はしてもいい(写ってしまうことはある)けど、掲載とか発表はしないと思っています。

    本当に撮るときに掲載まで含めて承諾をいただいておく、ということだと思います。 撮影していいですか?ではなく、撮影のうえ、掲載とかコンクール応募してもいいですか?という声掛けが非常に重要になります。常に名刺は持っていて、さっと渡せるように。 しかし見知らぬカメラマンに声をかけられてとっさにオッケーを出す人はまあいないでしょうね。許可とか準備に時間をかけてこその撮影なんじゃないかなーと思っています。

  3.  アドバイス、ありがとうございます。

     ・・・私の場合は、少し甘めです。
     できるだけ特定できないようにしているつもりですが、撮影前には承諾されていても、ブログにアップした写真までの許可はもらっていませんので。

     やはり普段の被写体、花・車・建物・空、略して花車建空(はなぐるま けんくう)を撮っている方が、気が楽なようです。

    1. アドバイスだなんてとんでもないです。私の普段の勝手な考えをとっさに書いてしまいました。 知り合いの方のお悩みはめっちゃよくありがちと思います。 おそらく作品を見る側も危なっかしさとか感じているかもしれませんね。 「撮影の許可」の中に「利用の許可」を含めているかどうか。 「撮影は承諾したけどSNSに流れているとは知らなかった」、と本人から言われても困ります。 そういうのはめんどくさいのでみんな撮らない、という選択をしがち?なのかな?だからこそ、利用の許可を得た撮影にとっても価値があるし、おもしろい(可能性がある)と思っています。 なかなか出会えない光景とか、なかなか出てこない写真に価値が高いと思います。 人間が映っている写真が撮れれば、いろいろ広がるのかなーと思います。

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