仮設スタジオの図をふたつ

これは、私がときどき出張して撮影している特設(仮設とも言う)スタジオなんです。スタジオ?!と思うかもしれませんが、歴史ある呉服店の2F。1Fで着付けをしたお客様が2Fに上がって撮影ができる、ということをすべてデジタルでできないかというお話をいただいたのが11月。それから様々な試行錯誤をしてこのような状態になっています。撮影した写真がリアルタイムでパソコンに転送されて画面で確認しながらナットクのいく写真をみんなで創り出す。従来写された人は数週後に届いた写真を見て一喜一憂してたのですが、デジタルの場合は現場で一喜一憂&安心&満足して一日が終わるということで、みんなの精神衛生上にもgoodなわけです。
実はデジタルカメラ(データ)の性能の極限(頂点)を極めた出力(プリント)を得るためには、タイヘンに苦労してしまったのです。今日東京に行って写真館の人向けのセミナーに出席してきたのですが、そこではまさにボクが苦労して習得したエッセンスがところどころに出てきていました。あの頃この話を知っていたらなぁ、と思わされることが多かった。出席者70名の中にはちょうど今のボクと同じような境遇の人もいたらしく、デジタル写真館の世界は「意外な方向からの力学」がもしかしたら働いているのかも、、、、と思ったり。
先日、「証明写真も撮れますか?」というお客様がいらしたときに、わざわざ全身撮影用の2Fスタジオを使うことになってしまったので、それは大げさだという話になって、自分らのとても小さな店舗内にこのような急ごしらえの証明写真セットを組んでみた。うーん、雑然としているし、色々恥ずかしいのだが、ちゃんと証明写真はクリアに撮影可能にはなりました。(ちなみに、ストロボは左右ともに電池でも動く小型のストロボを使っています。)←デジタル時代っぽく。

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