フルサイズ問題

今写真のことで、心奪われているキーワードがあるんです。それは「フルサイズ」。なにかっていえば、今までボクが使ってきたデジタルカメラ(EOS20D)はフィルムに相当する画像センサーの大きさが、フィルムよりも面積比で約半分でつまりは「ハーフサイズ」カメラだったわけです。それにより、画面の上下左右がマスクして狭くなったような感じでファインダーの像は小さいし、なんか窮屈だし、ワイド側が圧倒的に不足だし、不満だったわけです。
ところが、キャノンから来月上旬に「フルサイズ」で約35万円の「EOS5D」という機種が発売されることになり、いよいよ手の届きやすいフルサイズカメラがキター!!とEOSユーザーの中で盛り上がっているわけで、実際ボクの頭の中に常にこのフルサイズ問題がずーっとあるわけです。
フルサイズだったら、さぞかしイマジネーションを阻害するものが取り払われるに違いない、昔フィルム時代に感じてたあの感じで撮れるに違いない、と。
そこで、家の中に全く使われずに転がっている古いカメラを引っ張り出してとりあえず、「フルサイズ」をあらためて体験・体感してみよう、ということになりました。お散歩撮影のために、わざわざ出かけたなんて、、、数ヶ月ぶり、いや何年ぶりだろう!ユウキ君が保育園に行き始めて、そんなタイミングもようやく発生した、ってわけだ。おうおう。
今回の趣旨は、「カメラ3機種撮り比べ、最新デジタルVS懐かしのフィルムカメラ」左からニコンFE、キャノン20D、ニコンF3です。
中央がいつもボクが使っているデジタルで、左右のニコンは妻のもの。特に左のニコンFEは古いです。妻が高校時代、写真部だったときのもの。これがちゃんと動作してくれたのがうれしい。しかも使い勝手がとても良い!プロ用として超有名だったF3よりも、はっきり使いやすい。「追針式」という針メーターでの露出が直感的でわかりやすいのです。フィルム式カメラはなんだかコンパクトでカワイイ感じもするし、なにより、シャッターを押すときの引き締まった雰囲気、カチャリ、というシャッター音、フィーリングが最高なのであります。当然ファインダーは広大で、隅々まで観察してからシャッターを押す感じ。デジタルのときには小さなファインダーで当てずっぽうで撮る感じだったんだなー、とあらためて思いました。
さて、「フルサイズ問題」は、いつ、どうやって解決するのかなぁ・・・・。従来の80万円から手の届きやすい価格に!とか言っても、35万円・・・。

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