機材大移動

昨日は夜9時からの出張撮影だった。時間がややあったので出発前に機材を選択しながら実際に予定の機材を組んで試写してみた。モデルは自分でパソコンのマウスクリックで撮影して自分撮りだ。ひとりで出かける出張撮影だから取材モノの機材のレベルをイメージしていた。いざ撮れた写真を見ると、全く納得がいかなかった。今回の仕事は安くない仕事だったのでクオリティーをもっと上げないといけないと思って発想を変えた。ポータブルな機材で撮るのではなく、スタジオ一式を持ち運ぶようなセッティングにした。「出張カメラマン」というよりは「出張スタジオ」ということで。スタジオのライトをばらして収納してクルマに積み込んで、、、、ひとりでは辛すぎると気づいたのは時すでに遅し。(笑)8分遅れで現場到着。「狭っ!」と予想通りといえば予想通りだが狭かった・・。でもなんとか組んで撮影開始。9名を順に撮影。無事終了。撤収したスタジオ用機材は翌日の撮影のためにまたでじたる屋で組みます。組んだりばらしたり組んだり、、、それがお仕事ですよね。撮影データを職場のモニターで良く見てみると、、、、いいじゃないかっ!すげーいいっ! モデルがいい、ってことがすべてなのだけれどね。それにしても良い写真が撮れたので機材大移動の苦労が実ったなー、と思いました。
今日は午前の子供撮影が無事終わってボクはさすがの疲労と寝不足で「大昼寝」を敢行しておりました。そしたら広告用に子供が製品を持っている写真を撮りたい、というお客様が夕方いらっしゃることになり、そのセッティング。そして撮影。3歳の普通の子供なのでカメラに向かって笑顔とか表情をつくることは出来ません。最初の10ショットでは、まあこんな感じだろうな、的なカットが撮れました。うーん。次に妻がポーズをつけてカメラのフレームから消えるか消えないかの瞬間、まだ表情を作ってもいない、天然の「うわー!」という元気いっぱいの表情の瞬間にシャッターを押しました。「撮れた」と手応えがあったので、その後4枚くらい撮って撮影をやめてモニターを見に行きました。「うんうん、撮れたね」ということで決定的なそのカットが撮れたのであっさり撮影は終了になりました。素早い!
広告用の写真とはいえど、写真館で普通に子供ひとり撮る価格と全く変わらない値段です。お客様が写真をどのようにお使いになられるのかは、お客様次第です。「広告用に使うなら10万円で!」(笑)なんて言えません。(笑)お客様からすれば破格のラッキーなのではないでしょうか。
自分は駆け出しでいろんな仕事との出会いがとても新鮮です。そしてその出会いがありがたいです。そしてそして、ボクの成果物でお客様がすごく喜んでくれるのが一番うれしいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *