いろいろ盛り込みすぎるとだめになる

撮影の打ち合わせのために都内にでかけました。ついでなので銀座のキャノンに行ってどうしても取れなくて困ってたセンサーの汚れを奇麗にしてもらいました。ただ、先日自分でクリーニングしていたときなんか傷があるな、と思っていたのだけど、やっぱり「傷がありました」と指摘がありました。「センサー交換になりますけどいかがいたしますか?」とまるで「ご一緒にポテトはいかがですか?」みたいな軽いノリで聞かれてこっちは焦りまくり。「い、いえ、、、結構です。ま、新しいカメラとか代替機の手配がついたらにしておきます」と答えたものの、どうしてあんな軽いノリで聞かれたのか後で気になってショールームのお姉さんにセンサー交換の修理の値段を聞いてもらった。そしたらなんとセンサーの修理時の価格は自分が履いているスニーカーより安かった・・・・・。(後日訂正:安すぎると思って確認したところ、傷の修理では前面のフィルター交換でその部品代、とのことでした。センサー一式は11万円から12万円程度とのこと。)ようやく新型のカメラ、EOS5Dmark2にも触れました。使い方はすでに取扱説明書を読んで知っていたのでハイビジョン動画もすぐに撮影できたし、一番興味のあるシャッターのタイムラグだけ観察してみました。ミラーのアップダウンによるブラックアウトの時間はほぼ5Dとおなじような感じ。フィーリングもあらゆるEOSの中で先代5Dと新型は一番近い。ただ、秒間約4コマに進化しているために、一回シャッターを押したあと、再びシャッターを押せるまでの時間が0。33秒から0.25秒に短縮されているのが効いていて、「あ、逃した」と思って続けざまにシャッターを押し直したときにカメラが反応してくれる確率が高まった。今までの5Dでは「たん、たん、たん」としか押せなかったシャッターが「たんたたん、たんたたん」という列車の通過音みたいなリズムで押せるようになった。これはフィーリング上大きな違いでストレスがかなり軽減されそうだ。ファインダーの見え具合は同じくらいのような気がする。となりにあった1Ds3はとても見やすく疲れにくい感じだったが、5Dmark2のはそれよりは劣る感じだった。全体として予想通りといえば予想通りで、自分の本当に欲しいのは1Ds3だな、ということを再確認してくちびるをかみしめながらショールームを後にした。(おおげさ)山手線京浜東北線が人身事故でストップしていたこともあって銀座から歩いて東京駅まで行ってみた。ショールームがすいていて新型カメラに触り放題だったのもそのせいもあったかもしれない。帰りはやっぱりいつものおたのしみ、ひまつぶし弁当とかつサンド、それから駅だと買える日経ビジネスもたまには読んでみたくて買ってみた。しかしいろいろ要素を盛り込みすぎるとだめになる、というお手本のような写真になりました。

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