PX-5600とPX-5500とPX-G5300

今日新しいプリンターPX-5600が到着したのですが、半年くらい前から使い始めたPX-G5300というプリンター(写真奥)とほとんど同じデザインなのでなんの違和感もなく職場の風景に初日から溶け込んでいます。奥と手前に置く「タンデム配置」とでも言いたくなる不自然な置き方で、手前下には写ってないけどPX-5500があって今日も昼過ぎからはほとんど休みなくプリントしていたくらい良く働いていました。
早速テストプリントをしてみたら、(写真のように基本的にはぱっとみ全部同じなのだけど)(印刷後時間が経ってからインプレ書き直しました)
PX-5600 明るくいいかんじ
PX-5500 いつものいい感じ
PX-G5300 5600にほとんどそっくり。良く見るとわずかに青白方面かしらでもいい感じ
という、好印象のテスト結果。
5500は暗い、といわれることが多い機種だったので、5600はデフォルトで明るめにしたのかな?と思って次にスタジオで撮った写真館業務の写真をプリントしてみました。すると、、、やっぱり明るくプリントされてやや浅い感じがして、、うーむ悩ましい。
そこで、結局キャリブレーションツールを出してきて補正データ作成。その後のテストは
(使用前)PX-5600 明るくいいかんじ
(使用後)PX-5600 明るさはほんの少し抑えられ彩度感上がり5500とそっくりに
でやっぱりというべきか、モニターの表示に近づいた。
これはつまりエプソンが考える「これが適正の明るさであり彩度でしょ」という解釈が5500のときはなぜか地味でしっとりといわれることが多かったと思うんだけど、それが多方面からの要望(?)により5600は明るめにチューニングされたのではないかという感じに私の環境からは見えました。(印刷の仕上がりについての感じ方はその人それぞれのモニターの調整により結果が左右されます。)
いずれにせよ、今後が楽しみな新たな友、PX-5600なのでした。
キャリブレーションの色精度が5500よりも良好だった5600。
<リンク>エプソンプロセレクションブログ
早速80枚のL版プリントをしてみたときのインク残量のbefore after
解像度は1440*1440だから標準フォトモード(3)よりも少し上のスーパーフォトモード(4)での出力。
インク代は約1500円だから一枚あたり18.75円。用紙はL版1枚4.5円。合計23.25円。
カタログスペック19.4円よりちょっとオーバーしちゃったかな。
<追記>
上記までの内容はすべて用紙のICCプロファイル指定→ドライバー無補正、という使い方。
PX-5500もPX-G5300も、基本的にオートでは私の満足いくプリントは得られなかった。
もしやと思ってPX-5600でオートで印刷してみると、、、おおっ!偶然かもしれないけど、初めてオートでこんな完璧な印刷を見た、というのが出ました。このオートの性能が本当ならば5600で満足する人がネット上多い秘訣はここにあったのかも・・。自動の印刷を指定しても自動のやり方がいろいろ選べちゃう意味不明なところがある5300に比べて、5600のオート指定は単にオートを選ぶだけのシンプルさ。しかし今回のテストで一発で決まる賢さを見せた。(たった一枚の印刷でここまで語るか・・・)<危ないので後日続報します。
<追記2>
5300と5600の人物写真(といってもユウキくんのスタジオフォト)をプリントすると両者は本当にびっくりするほど近い。(キャリブ前の出荷時の設定)同じ世代の製品なのだから当然か。
以上、ぱっと見には全部まるっきり同じに見えるプリントを並べて、これがあーだ、あれがこーだと語っている(正直かなり専門方向に行っている)キモイオタクの日記でした。(汗)

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