カメラのワイヤレス接続の話題、「WLI-UC-GN」(エアステーション エヌフィニティ)その後の報告です。(カメラのことはどうでも良いユウキくん4歳11ヶ月ファンのことは今日も放置なのだろうか・・・。)<今日は一日やすみにして家族でのんびりしておりました。たっぷり遊んでお昼寝の時間にワイヤレスしていた父40歳(職業:マニア)だったのでした。
まず話の大前提、
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・ワイヤレスLAN(インターネット接続のための電波)が飛んでない場所でPCがIPアドレスを取得できていない、IPアドレスをもらうための外付けの機器(ルータ)にもつながってない状態であること。取材先で撮影したいのだがIPがもらえない、という状況を想定しています。
・やりたいことはEOSユーティリティーが立ち上がっていてDPPがセレクト編集画面になっていて、撮影画像が左側のサムネールと右側は大画面で表示されて写真が観察できる状態になっている状況
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初めてのアドホックモード、意外と簡単にできました。
ますは<アドホックモードとインフラストラクチャーモードの使用上の比較>から。
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アドホック>切断から再開まで1分20秒
インフラストラクチャーモード>切断から再開まで20秒
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簡単にいえばここだけまずは違いを感じました。転送スピード(パフォーマンス)の比較はまだやってません。
<アドホックを使うときの流れ>
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・初めて使うときはSSIDと暗号化するなら暗号をカメラ側、PC側に定義する。PC側はバッファロー製のアプリ上だけで完結しており、OSのセッティングは不要だった。(意外だった!) (テストPC WinXP HOME SP3 古い5年前のノートPC) (そういえばXP HOMEゆえにこれではFTPモードは確か無理ですよね。)
・このバッファロー機器を使う場合、親機モードではなく子機モードにしてごく普通のワイヤレスLANにつながるパソコン状態にしてあげる。
・PC側で接続ボタンを押して、カメラ側でも接続を開始してやると、この古いPCとバッファロー製のワイヤレス機器、カメラとの組み合わせではほぼ1分20秒で接続が完了してEOSユーティリティーが起動する。
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<インフラストラクチャーモードで使うときの流れ>
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・初めて使うときはSSIDと暗号化するなら暗号をカメラ側、PC側に定義する。(<SSID
は設定しなくてもできた・・3/3の日記)
・このバッファロー機器を使う場合、親機モードに切り替え設定。
・WFTpairingが起動した状態になっていることを確認
・カメラの電源を入れる。約20秒後にEOSユーティリティーが立ち上がる。
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この状態でどちらの状態でもイーサーネット(LAN)ケーブルを差し込むと普通にインターネット接続ができました。アドホックモードは少しリンクするのに時間がかかりましたが許容の範囲であり、アドホックモードを使っていた人は「なんの問題もなく撮影やってるよー」ということだったと思います!そうだったのかー!しらなかった、、、。
そういえばどこかのネットのレビューでアドホックでやりましたという記事を見た記憶があるのですがなんだか難しそうに見えたのと、この古いXP HOMEパソコンでもできるのかどうかなどわからなかったのでした。そもそも自分の古いXPホームノートPCに私はワイヤレスの装置をつけておらず、また以前つけたときはPCの全体のパフォーマンスに影響が大きく(リソースを消費する)ワイヤレスは使っていませんでした。(そういうこともあって試さないでいたというのもあったのでした。。。)しかし今回のバッファローのワイヤレス機器、軽くて今もつけっぱなしで普通に古PCが使えているのです。技術の進歩なのでしょうか。。。ゆえにワイヤレスの接続撮影のためのPCとしてもまだまだ現役で使えちゃいそうです。
私はEOS5Dmark2+WFT-E4のUSB端子に8GBのUSBメモリーを差し込んでいます。
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・WFTの設定を開いたらまずUSB機器の接続に進んでストレージ>接続>OK
・「記録機能とメディア選択」に進んで「記録機能」を「振り分け」にして「再生」を「ストレージ」にする
(割り振り記録にしてCFにはRAW,USBストレージにjpegMなどの軽いデータを記録できるように設定する)
・再び「WFTの設定」に進んで「通信モード」を「PTP(PC)」にする
・このあとしばらくするとカメラがペアリングのために青っぽい画面になり操作ができなくなります。(というか画像ファイルを転送するための機能になってしまう)
・PC側でペアリングソフトが起動されている場合はEOSユーティリティーが立ち上がるので「リモート撮影」のモードを選ぶ
・DPPのセレクト編集画面にして ツール>EOS Utilityとフォルダを同期 をチェック
・シャッターを押すとDPPの左サムネイルと右画面で大きく、さらにクイックチェック(だったかな)の画面も立ち上がる。
・カラマネ的にはDPPのほうがたぶんなぜか正しいのでDPPの表示を使うのがたぶん良い。
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記録機能とメディア選択で「再生」を選んだ側がワイヤレスの転送データとして選択されるために、ワイヤレスで飛ぶのは軽いjpegとなるために、快適な撮影ができるようになります。
この、「jpeg飛ばしでRAW記録」のワイヤレス撮影はスピードが出るのでブツ取りだけでなく人物でもストロボ撮影のリズム程度なら全く問題なく追従してくれるので撮影の妨げになりません。それからもしかするとケーブル転送が遅くて悩みのMac環境でも高速な撮影モニターが可能になると思います。
<現在写真カテゴリーにて13位付近。どこまで行くのか、、、それにしてもクリッケありがとうございます。
引き続きの検証、ご苦労様です。
通信が途切れた場合の再接続にはいつもイライラさせられるので、インフラモードで20秒は画期的ですね~。
USBアダプタの方がノート内蔵の無線LANアダプタより感度が良いのでしょうか。
普段、無線LANでネットやメールを見ていて、撮影のときにアドホックモードに切り替えますが、インフラ→アドホックの切り替えよりアドホック→インフラに戻すときの方が繋がるのが早いのも、ルーターの電波が強いからだと思っています。
>暗号化するなら暗号をカメラ側、PC側に定義する。
ASCII13文字なんかにするとカメラ側の入力が大変ですよね。
WFTの仕様を再読したらデータ暗号化はWEP以外にWPA2他も選べるようなので、そちらの方が安全かもしれません。
野外で無線LANを繋ごうとすると、PCでの接続先一覧にセキュリティの低いネットワークがいくつも表示されますね。
時間があるときで結構ですので、ぜひ外での接続可能距離や安定性も検証してみていただきたいです(あ、自分も入手したらやってみます)。
こんばんは!インフラストラクチャができてるってことは、やっぱりアクセスポイントになるってことですか?
USBで完結できるならば買いとおもって、じゃんじゃん質問させてもらってます、すみません。それともキャノンとニコンのインフラストラクチャモードって違うのかな?
ちなみに速度はアドホックよりインフラストラクチャの方が理論的に早いはずです。なぜならアドホックはIEEE 802.11bで最大通信速度は11Mbps、かわってIEEE 802.11gは54Mbpsだからです。パソコン内蔵の無線LANや外付けがIEEE 802.11gでもアドホックは11Mbpsのはず…。JPEGのSとかですとかなり早いですけどね。
インフラストラクチャモードですが、各々、(WFTとアクセスポイント、そしてWINのIPアドレス設定しなくてつながります?
daichangm 様、インフラストラクチャーモードで接続が完了している(と私が思っている)状態でカメラ側の設定内容の詳細を見てみますと
接続方法>インフラストラクチャーモード が選ばれています。この状態ではルータが仕切っているワイヤレスLAN空間につながるので職場のLAN上のどのPCにもカメラがつながります。FTPではないです。FTPが不可能なXP HOMEで接続撮影が可能になっているのはFTPの動作ではないですよね。PC内にFTPサーバーを立てていませんので間違いありません。
saru様、キャノンのこの機種WFT-E4ではアドホックでbとgのどちらも選択可能です。一応私はgを選んでますがインフラでもアドホックでもどちらもjpeg飛ばしの場合人物撮影に耐えうる1秒程度の転送時間でパフォーマンスは問題ないみたいです。WFT側の設定の流れ、バッファロー製アプリの設定の流れも整理してみたいと思います。OSの中の設定は今回全く触っていません。それ画期的だと思ってます!
hanchan-jpさん
100パーセント私の間違いでした。
ごめんなさいです。
修行しなおしてきます。
おお、そうでしたか。いろいろと質問してすみませんでした。
いいですねPTPでも11gが使えるのは。私はWT-2でアドホックだと11bしか使えず遅すぎます。インフラストラクチャだと11gが使えるんですが、これがアクセスポイントが必要なんです。
それがまたコンセントが必要で、煩わしく、そしてこの話題に食いついたんですね。。。FTPモードはカメラコントロールはできませんが、自由度は高いと思います。
ありがとうございました。
daichangm様、100%私の説明不足な文章にも責任重大なのです。(汗)もう少しあわてんぼうの自分自身の確認のためにレポートしてみます。おかしいと思ったらすぐに教えてやってください。教えてくださる方がいらっしゃるからこそアドホックなど苦手かなと思っていたことにも挑戦できました!(感謝)
saru 様、インフラストラクチャだと11g使えるのですね!グレイト! スピード上がるのかな、、、あがりますよね!
たびたび失礼します。
今回のBUFFALO製品の「使える」ところはソフトウェアルータ機能があることで、プレステなんかに繋がるところを半田様がいち早くデジカメのデータ転送に応用されたわけですが、どうやらピアツーピアのアドホックモードよりも混線が少なく安定して使えるようです。
更に半田様は、以前より研究のWFT外付けストレージ(USBメモリ)に一旦貯めたJPEGのみを再生に指定する、という裏ワザ(?)をもって、PCへの高速ブラウズを連動された点が功績大であるといえましょう。
ところで、WFTをお使いの方で、FTPサーバーを構築して運用されている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
自分は「DynDNS」へ登録するあたりで挫折しました。
hanchanさま、11gですがD2XのRAWですと20-30秒もかかってしまいます。(これはソフトウェアまでの数値)
単純に指定のフォルダまでですともうちょい早いようです。
あと、場所借りてすみません。
EIZOUさま、わたしはニコンですがFTPサーバを構築して使用しています。サーバさえあればPCだけでなくiPhoneにも転送できました。
設定は最初難しいように思えましたが一個一個きっちりと設定すれば大丈夫でした。
EIZOU様、功績大なんて、そんな、、、、もしも功績があったとしたらとてもうれしいです。しかし思い起こせばWFT-E4には腰ベルトにストレージをつけるためのフォルダーが付属していてHDDを携帯できる、というのが本来の仕様(使用例)だったのだけど、それがほとんどあり得なくなったかもしれない、超短小の小型大容量USBメモリーが登場したことのインパクトだけはすごかったと思います。
saru様
FTPサーバは古いデスクトップなどでも運用可能なのでしょうか? OSは?(Windows Server2008が日本語ロケール対応ですがLinuxでOK?)
ノートPCはXPproとVistabusinessでTFTPクライアントに対応可能なので、こちらをデータ通信契約したほうが使いやすいのかなぁ…。
FTPなら転送中も撮影続行できるところがいいですね。PTPはリモート中はカメラのシャッターボタンが切れなくなるので、撮影リズムが崩れるのが難です。完全な遠隔操作(極端なアングルでの撮影等)にはいいんですけど。
半田様のおっしゃる通り、外付けメモリーが大容量で安価になってきたため、バックアップに関してはケーブル転送の必要性が薄くなった感じです。撮ってすぐにパソコンの大画面でブラウズするデータは軽いものでいいわけで、環境が安定していれば無線が取り回しがいいですね。
ゆくゆくはWFTのUSBホスト機能もカメラに内蔵されて、バスパワー駆動SSDを三脚ねじ穴に取り付けられるようになるといいな、などと考えます。
hanchanさんの場所借りっ放しは申し訳けないので、わたしのblogに書いておきますね。時間はすこしください。hanchanさま、楽しい情報をありがとうございました。
suru様、ブログ拝見しました。問題解決のためにこの後にいよいよバッファローの親子一人芝居くんが登場か?!みたいな予告編にドキドキしてしまいました! 実際撮影の現場で役に立つ、「おー、超ありがたグッズ!」なんて注目なのにさらに価格が2000円程度ってのがこの話題の痛快なところなんですね。超小型USBメモリーもバッファローだったし自分ここのところお世話になりっぱなしですね・・・。続きを楽しみにしております!
なんどもすみません…
一応FTPモードの説明(殆ど説明になってない)書いてみました。
でもニコンでもキャノンでもこの説明は書いてあったと思います。ので、わたしはわかりにくい説明にわざわざ書き直したような感じです。EIZOUさまも参考になるかどうか…スミマセンでした。
自分が教えて君でsaru様にお手数をおかけし、半田様にも失礼ありましたことをお詫びいたします。主題からずれたわかりにくいことを質問してしまい申し訳ありませんでした。