今日の撮影、別の出版社のトップも居合わせる、という現場でした。私のあまりに身軽な撮影セットに「はんださんこんなの見たことないですよ(笑)」と言われました汗。 電池ワイヤレスで料理を撮るのはもしかして長野県内では珍しい?のでしょうか?(全くわからないので問いかけてみました。。。。汗)
私はメニュー撮影など本格的な料理撮影のときは別として、記事写真での撮影で、どの程度セットを立てこんで良いのかずっと迷ってきました。今回もACライトでの撮影にもすぐに切り替えられるようにクルマには積んできていましたが、最初はあえて難しい電池ストロボで挑戦することにしていました。電池ストロボでダメ「これじゃだめです」となったら進行を止めてセット組めばいいや、と。
自分はたぶん現場の時間の流れ方を非常に重視しているんだな、、、と思っています。料理の温め直し、作り直しは普通は撮影において当たり前のようですが、私は撮影で今まで一度も作り直しをお願いしたことはありません。。。。そうですね。ただの一度もないですね。暖かい料理が来て、あたたかいうちに撮影してますね。 (ただそれにこだわりすぎて詰めの甘い写真になっていたこともありますので私が下手だ、この文章は下手の言っていることだ、という観点でお読みいただければ間違いありません。笑)
ボクはついつい、「どのくらいのクオリティーで撮ればいいんですか?」と聞いてしまいます。しかしそれは料理人が「どのくらいおいしく作っておきますか?」と聞いたり「どのくらい完璧なカット&パーマにしちゃいましょうか」って美容師に聞かれるようなもんですね。 お客様に喜んでいただけるもの、それが一番大切であり、そして内容はやっぱり自分で決めないといけないんですね。結局たぶんベストを尽くすしかない。
今日のお店の料理、ちょっと高級な店だったのですがすばらしくおいしかったのです。微妙な味わいでしか差がつかないような分野の料理に、大変な知恵と労力を注ぎ込んでいる、というようなやつです。 こういう人を感動させることができる料理人って、いったいどんだけ努力してんだろう、、、ああ、、自分も少しはそういう努力というものを見習いたい。
おっしゃる意味スゴク良く分かります!
僕もお客様をお待たせしない接客を心掛けたサラリーマン時代が長かったものですから、自分のキャパのMaxを出し切るよりも、ある程度のクオリティーで、スムーズに進行する流れをいつも選んでしまいます。
でも、結果をRaw現像時に目の当たりにして後悔することが多いです。 ジックリ時間を掛ければクオリティーの高いものが撮れて当たり前。 どれだけ効率よくいい仕事をするか的な悩みなんでしょうか。
結局、お客様のためのベストをしっかり見極めることなんですかね?
あ、申し遅れましたが、はじめましてです。
先日ツイッターでふぉろーしていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
Freak Beatさんいらっしゃいませ!同感のコメントをいただいてうれしいです! 本文中に書けなかったけどきっと「コスト感覚」ですよね?(=お客様にかかる負の時間コスト)私もサラリーマン時代があり、折りあいというものを考えて、考えて、迷って悩んで迷って悩んで、、、です。(笑)
「じっくり時間掛ければ撮れる」という願望の次に来る概念が「じっくり時間掛けてないのに、うまく撮れる」という願望で、私常に狙ってます。今日も撮れました。(笑)なーんちて。光って不思議なんです。<それ実力違うじゃんみたいな。
こだわりがあるなと思って感心しながらツイッターのフォローさせてもらいました。今後もよろしくお願いします。
私もおっしゃってる現場の感じがよくわかります。
その昔、私も料理を撮ったことがあるんですが、撮影後代理店に「今日のカメラマン手持ちで撮ってましたが、そんなんで大丈夫ですか?」て電話が・・・・
もちろんストロボ使ってるしブレはなかったけど、一品のみの撮影でブロニーでいいって聞いてたんで、ハッセルで撮ってました。
しかし、クレーム(写真の質じゃない)があってからは4×5の後ろに6×7バック付けて撮りました。(笑)
今はデジカメだからストロボも軽いのですみそうやし、ずいぶん楽にできそうですが、最近はそういうバイトが来なくて・・・(泣)
バルカーの5000WSなんて、今時の人は見たことないでしょうね?(笑)
S_Sen59さん4×5の後ろに6×7バックをつけるなんて誰にもわからなそう(少なくとも私にはわからない)ですがしかしご苦労がしのばれます。「手持ちで大丈夫ですか?」ってその場で聞かれていれば「大丈夫なんです」って言えたのにねぇ。「三脚を使わずに動いて撮っているので多くのアングルを一度に、今日のカメラマンはおさえてくれていますよ」みたいに代理店さんが答えてくれたら完璧でした。 今はデジカメ、私のような下手くそとか、記者、ライター、広告営業さん、誰でもとりあえずの写真が撮れる時代になりました。デジタル以前は現像したらダメだった、という時代。当時と今は写真の確実性については全く違います。専業プロに依頼するのは品位の高いものの他に、難しくてムリなもの、面倒とか労力がありすぎのものとかですね。
5000Wのストロボってどういうことですか笑。すごい。
カメラマンが自分にとっての最善を狙う場合は、(1)最大限のセットを組んで (2)すごそうな撮影の雰囲気をキープして (3)ベストな写真を心おきなく追究する
ということに尽きると思います。
対する今日の私が(1)最小のセットで (2)今日それ手抜きなんですか?と言われそうな撮影の雰囲気で (3)ベストな写真を最大限の集中力(と偶発性の期待で笑)追究する
ですね。あまりにも対極すぎですね。うーむ。時間ってそんなに大切なの?という議論ですね。萎縮してはいかんのです。写真も萎縮してしまいますね。ちょうど良いところをさぐりましょう。ただ、写真が良ければそれで良い、というゴールは常にシンプルですので、ケースバイケースですね。
>5000Wのストロボってどういうことですか笑。すごい。
料理なんか撮ってるカメラマンは、何人かこれを持ってましたね。
今は大きくても2400WS程度が多いと思いますが、友人のスタジオにはヘッドにチューブが4本入った、9600WSなんてのもありましたよ。(笑)
若い頃、アシスタント時代は、ロケ時の機材重量は数百キロになることもありました。(笑)
ご無沙汰しております。
最近は料理撮影してないなぁ~、と昔を懐かしがりながら
読ませて頂きました。
うちの会社は500wの3灯セット以外に1kwクォーツと、
650wのエリスポ、アイランプ2~3灯持っていってました。
はじめまして
僕は料理の撮影をお店でするときはものブロックもやめてワイアレスのクリップオン2灯です でかいストロボを今更使っているのは「勉強不足か、古いタイプのカメラマン」だと編集者に話しています(笑)なかなか申し上げにくいけど、本格的に写真をわかる人(編集やライター)は凄く少ないと思います。大きなセットに感動するのも、もう時代遅れだと思います。きれいで美味しそうに撮れたなら,さらに仕事が速ければそれが最高だと思います。
無駄に長い会議をするサラリーマンはさぼっているのと同じだと僕は思うのですが(笑
その編集者の方には東京ではもうAC使って撮影するカメラマンはいませんよと言ってあげてください(笑
SHU(S_sen59)さん、やっぱり五千とか一万、というワット数はすごい数字ですね。「ポンッッッ!」って大きな音がしそう。バイチューブならぬ、4本チューブというのも初めて聞いた汗。つまりいろいろダウンサイジング(いろいろ、という言葉が重要)なんですね。。
まるめさま、ぜんぜんごぶさたじゃないんですけど汗笑、映像でそんなに料理でライトに凝ることがあるのですね。熱がすごそう。。。 以前テレビ東京の番組と店舗でバッティングしたとき、確かスタッフ6名にリファ一灯+レフでした。
押山様力強いメッセージありがとうございます。(選挙みたいな口調になってる?)「自分に自信を持つ」ということがタブーなんじゃないかと常日頃認識して心がけているので、後ろから押していただけるとすごくうれしいです。
ところで、東京ではACを使ってるカメラマンいません、というのがハッタリ的なぶちかましなのか、マジなのかわかってないのです。(大汗) まもちろん電池ストロボとモノブロックは光質が違いますので同じに仕上がらないハンデもあります。 それらを克服するという技術的な側面と、出版不況もあって出版社が貧乏だ、っていうビジネス的な側面などなど、多面的に考えるほうがいいですね。 書きながら沖縄のプロ機材の電池ストロボの光質を変える例のグッズをいまだ自分が持っていないこと、いけないなと思いまいた。(自分はガラスグローブ経由のストロボの光が好きな気がします。)