さっきたんぼ道を歩いていて正面からきたおじいさんにあいさつをしたら、そのまま立ち話になった。おじいさんは60歳くらいかなと思っていたら78歳だった。若々しい。ふくらはぎの筋肉を自慢するので触ってみるとカッチンカッチンだ。70歳から糖尿病の対策のために歩き始めて筋肉がついた、というが、、、。すごい。
仮に「けいじい」と名付けておく。けいじいはノンストップでたっぷり人生について、趣味の写真について、健康について、立ち話で語り続けた。 戦争を知ってる世代はやっぱりパワーが違う。自分なんて大分類で明らかに「ゆとり」方面である。圧倒的だ。。。
けいじいは挫折の人で、ノンキャリアで、反骨の人で、努力家であり、人の痛みがわかり、自分で工夫して、個性が強い、そんな人だ。
なんだかいろいろ共感できるなぁと思ってずっと聞き入ってしまった。話があまりに勢いと長さがあり普段敬遠されていて、ボクみたいな通りすがりの人にでも「生きているうちに」残しておきたい、という衝動がはたらくのではないだろうか。子孫を残す生殖みたいのではなく、語りで生きた証を残したい、みたいな。。。
けいじいの話はボクの中に保存されたよ、と今度伝えよう。