DPP(Digital Photo Professional)のクイックチェックツールって

今日はPCソフトのエンジニアの人がでじたる屋に来てくれました。ざっくばらんにいっぱいお話をした中でキヤノンのDPP(Digital Photo Professional)のクイックチェックツールって使ってます?みたいな話が出て、「そういえば使ってない!」と、機能まるごと忘れていたことに気づきました。(笑)
PCが昔より強力になっているせいもあるのかもしれないですが、久々のクイックチェックツールは「爆速」でした。大昔はRAWデータはパラパラと高速に送るのが重い、ということでわざわざRAW+jpegで撮影してjpegで粗選別しようか、みたいな発想とか、「フォトのつばさ」「Photo Mechanic」のようなRAW高速表示のためのソフトを使ったりしましたが、キャノン純正のクイックチェックツールはセレクトのための連携がやっぱりいいと思います。
画面最大表示にすると、右手でカーソル左右キーで送り、左手を1、2、3キーに置いて、長時間レイティングしても疲れにくい体勢をとれます。「Alt+Q」でクイックチェックを起動して、ピントチェックしたい場合は「Ctrl+1」で50%または100%へ拡大、「Ctrl+4」でフィット表示へ戻り、拡大して顔のアップをフレーミングした後、左右キーで送れば類似カットのピントチェックがそのまま爆速でできます。僕の場合はNGのカットには「1」をつけておきます。クイックチェックを抜けたら「Ctrl+Alt+1」でNGカットのみをサムネール一覧から選択して、ボクの場合はあらゆるデータをHDDから削除しないので「Del」フォルダーを下層に切ってドラッグ&ドロップで分別します。
文章化すると自分でも読むのが嫌ですが、実際の操作は以前やっていたので超慣れていて簡単です。このクイックチェックを使わなくなっていった理由はたぶん、DPPの「セレクト編集画面」だと明るさとかを操作しながら考えながらOK、NGを考えられるから、だったと思います。
しかし、一瞬明るさをセレクト編集でいじってから再度クイックチェックに行っても即時反映されているので、クイックだから明るさ調整できない、って考えることはないですね、、、
クイックチェックのほうが画面が一瞬モザイク的になる時間が短くて快適。これをしばらくの期間忘れて使っていなかったのはもったいなかったです。 今日これから昨日の1万カット以上撮ってしまったデータ汗を500カット以下程度まではざっくりと絞り込まないといけないので、早速使ってみようと思います。
注>拡大50%設定でのページ送りは5D2のデータを私のPC表示で0.1秒~0.2秒程度の処理時間で表示可能で、先読み処理しているのでキーリピートでなく、見たら送る、見たら送る、というリズムであれば爆速感がある、という感じです。拡大100%に関してはRAWの場合3秒程度かかることがわかりました。爆速ではありませんよね。すみませんこの部分誤解を生じる表現でした。
追記:セレクト作業でLightroomを使う場合はすべてのカットを★3にして、表示を「★3以上」にしておいてから、やはりカーソルキーで左右送り、NGカットのときに「2」のキーを押すと「ドボン式(と自分で考えて秘かに呼んでいる)」で画像が表示外の世界に消えていきます。このドボン式もかなり快適なので、Lightroomで現像までやる作業ではこっちでやっています。表示スピードはLightroomの場合すべてのカットについて表示用のファイルをレンダリングするまである程度待ち時間が発生します。CPU負荷率がゼロになるまである程度コーヒーを飲んだりして放置しますね。新規カタログ生成、読み込み、レンダリング?などの準備がかかるのがLightroomの一手間でして、そのあたりの好みもそのときの気分でいろいろです。

DPP(Digital Photo Professional)のクイックチェックツールって」への15件のフィードバック

  1. 奇遇ですなあ。
    昨日デジウェンだったのですが、ちょっこし、そのクイックチェックツールの話題が出ました。
    まずそれで選択してからLightroomに持っていくというフローの方がおられました。
    私は、そのツールがついた当初、全画面ボタンを押すと元に戻る方法が表示されなくなるのに腹を立て(笑)、こんなもん使えん!と敬遠したのですが、でも、今改めて見直してみると、おっしゃるように早いですね。(ちなみに全画面表示から戻るのは、espキーです。)
    今度60Dが出るとDPPもアップデートして、レーティングは5まで付けられるようになります。
    願わくは、そのレーティングがAdobeソフトでも反映されることですが、それはやっぱ、ちとダメなのではないかと思います。

  2. yukinyaa様、クイックチェックが爆速の折、ぜひ今後もご検討ください!(<やや意味不明) DPPも待望のアップデートですね! レイティング他社互換については「ちとダメ」「いや期待できるらしい」などのウワサをどこかで聞きました。まあ明日かあさってすべてはっきりしますね。

  3. twitterでフォローして頂いているTRIPLESIXです。
    ちょっと気になったので初コメさせて頂きました。
    私はMacで以前からDPPのクイックチェックツールを使っているのですが、セレクト編集画面では使えるショートカットキーがクイックチェックツールでは使えず、画像送りもレーティングの決定も表示の変更も全て少ないながらもマウスを動かす必要があってカット数が多くなると腕が辛いなと感じています。
    control+クリック(右クリック)でコンテクストメニューを出して各操作をすることも出来ますけど、それとて常に多少は上下にマウスを動かす必要があって同様に面倒です。(多機能マウスでショートカットキーを割り当て、出来るだけ操作量を少なくしているので特にそう感じるのかもしれませんが… )
    拝読するとWindows版ではショートカットキーが割り当てられているみたいですね?。良いなぁ… 。(w

  4. TRIPLESIX様、確かにMacではショートカットが少し違って、ちょっと手首をひねるような配置になってしまったり、マウス併用だったりの作業があります。Windowsのクイックチェックは最大化のときはキーでの123付けができます。Macはどうでしょうか。

  5. Macはクイックチェック最大表示のときはコマンドキーを押しながら左右キーで送り、コマンド+F1からF3でレイティングですね!(DPPヘルプで調べて今やってみました!) コマンド+Q(クイック)ではじめようとWindowsの感覚で押したらアプリが終了してしまったのはMac音痴の私。笑ってしまいました。

  6. あっ、調べて頂いて済みません。
    画像の送りは出来ましたが、チェックマークに関してはApple純正のキーボードなんですが、もともとFキー自体がOSの別に機能の割り当てられているようで上手く機能しません。
    実はもともとDPPのどの画面でも出来なかったので、DDPだけ個別に、システム環境設定のキーボードショートカット設定でcommand+F1をoption+1(以下4まで)に変更して使っているんです。
    試しにそれをやってみたり、一時解除して本来のFキーでもやってみましたが、やはり出来ませんでした。
    話は違いますが、OS10.5まではDPP内でメイン画面のサムネイル画像を複数選択して、左のフォルダにドラッグ&ドロップで画像の移動が出来ましたが、10.6になってそれが出来なくなりました。DPPからMacのFinderで開いているフォルダにドラッグ&ドロップすることは出来ます。(以前からこんな事が出来たかどうかはやったことがなかったので不明です)

  7. TRIPLESIXさんて最近ブログもRSSリーダーでチェックするようになってるボクの中で最新の注目のお方じゃないですか。。コメントありがとうございます。(いまさら。。。)ツイッターの中でいろいろ少し会話してるし笑。Macってファンクションキーの特殊機能をオンにするのか「標準的なファンクションキー」として使うのか、「キーボードとマウス」設定で決めるのですよね? これがなー。音量も「fn+音マーク」という風に調整と割り切れば、DPPのチェックマークをしやすい環境になりますかね?(<試してからコメント書け<すみません。) 左のフォルダにドラッグドロップできなくなってますか?ははーん。もしかするとキャノンの中の人も「やっべー10.6ってドラドプに制約っすよ。ファインダーに逃がしておいていいっすか」(<そのようなヤンキーのようなしゃべりではないと思うが)みたいな会話をしていたかもしれません。(なわけないよね。)DPPからファインダーに、ってよく気がつきましたね。

  8. 追記:Macのファンクションキーはシステム環境>キーボードとマウス>「すべてのF1、F2などのキーを標準的なファンクションキーとして使用する(このオプションが選択されているときに、各キーに示されている特殊機能を使用するには、Fnキーを押します)にすると、今私が使っているボロくて非力なiMac(10.4.11 2.16Ghz Intel Core 2 Duo)でも5Dmark2のRAWデータを常時コマンドキー押しっぱなしですがサクサクと左右キーで送り、ファンクションキーでレイティングできています。Option+Command+Fでクイックチェックを起動してから、キャッシュ?されるまで?一呼吸(背伸びとか、目を休めるとか)してやると、ぼやけなしでの画面切り替わりを堪能できます。(爆速とまで言えるかは微妙だけど、いえいえ、このマックでこのRAW送りはびっくり)
    10.4.11+DPP3.8.2.0で、DPPからファインダーへのドラック&ドロップはOK。左のフォルダーへもOKです。

  9. どっひ?、私の駄ブログを… 、お恥ずかしい限りです。
    しかもお忙しい中いろいろ教えて頂いてすみません。書かれているキーボード設定にチェックマークで出来ました。
    ただ、やはり普段使いでキーボードのFキーに書かれているアイコンと割り当てがずれる(もしくは割り当てが無くなる)のは逆に不便かも?。どちらを取るか悩ましいところです。(カメラマンならDPPでの使い勝手を優先しろ?)
    DPPの10.6での変化につきましてはキヤノンに問い合わせた際に出来なくなったことは確認して頂きました。(今後の対応については不明)
    Finderへのドラック&ドロップを発見したのは全くの偶然です。(w
    いろいろと本当に有り難うございます、今後ともよろしくお願い致します。

  10. 想像ですが、クイックチェックが早くなったのは、埋め込みプレビューが以前より高精細になったからではないかと思います。
    クイックチェックに埋め込みプレビューが使われているのは間違いないと思いますが、RAWから差分をレンダリングし直しているか、埋め込みプレビューそのものを見ているのかは分かりません。
    私もファンクションキーをLightroomのショートカットとして使いたいので、MacOSの機能の方をfnキーを押して行うようにしています。
    でも、DPPはほとんど使ってないので、DPPのショートカットはあまり覚えていない・・・・。
    コマンド+アローキーくらいかな、よく使うのは。

  11.  MacBook Pro2.8GHz Core2 Duo、OS10.6.4、メモリー8GBでDPP3.8.2.0を使ってます。
    クイックチェックツール、早いですか?確かに送るのは早いですけど、レンダリングが全く追いつかないし、100%表示にしようものならフリーズしたのかと思うほど。大量にある画像のピントチェックに使うにはちょっと…???。ウインドウズだと早いのかな?iMacでも試していて早いとおっしゃってますが???
     私の設定がわるいのかなあ? 私にとっては遅くて使い物にならないイライラの元とも言うべき機能です。hanchanさんが筑波で撮ってきた万単位の画像をセレクトするのに使ってみると言うのが信じられません。

  12. hidenobu_02様、100%表示については試していませんでした!爆速は50%表示のときで、レンダリングに0.1秒~0.2秒程度(私のWinPC時)ですが、100%拡大にするとレンダリングに3秒程度かかっていることがわかりました。すみません。ピクセル等倍でのRAWのフォーカスチェックは3秒より早くコマ送りするとモザイクになるようです。この部分本文にも加筆訂正を入れておきます。環境設定から50%拡大設定をぜひお試しいただければと思います。

  13. EOS60DのレイティングはWindows標準装備の画像ビューワーの「評価」と互換性があるようです。(60D取り扱い説明書199ページ)

  14. アホな私、hanchanさんのコメを理解できてませんでした。
    コマンド+fn+F1、3つ一緒に押せば良かったんですね!。
    若干慣れが必要ですけどマウスでチマチマやるより早くできそうです。
    ちなみにこれなら通常表示&全画面表示どちらででも同じ事が出来ました。

  15. TRIPLESIX様、通常のMac操作をFnキー押しながら行っているのが、私、yukinyaaさんの使い方ですね。DPPのセレクションを長時間3本指操作で行うべきではないと(個人的な好みとしては)思います。しかし通常、全画面どちらでも同じ操作で可能、というのは発見です!マウスを意識せずに画面注視を持続しながらセレクションするのが(疲労軽減と集中力の両面で)大切ですよね。

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