久しぶりに絞り込みによる焦点移動の実験を

久しぶりに絞り込みによる焦点移動の実験をしてみました。(昨日から仕事逃避モードだなぁorz)
ライブビューの10倍拡大で300の真ん中の線に合わせて(マニュアルフォーカス)、あとは絞りを変更しながら撮影します。(フォーカス操作一切なしで、絞りを変化させています。)
レンズは50mmF1.4 ボディーは7D

F1.4 スタート
F2.0 前後にうまくフォーカスが拡大
F2.8 302あたりに主体が移動
F4.0 304あたりに移動
F5.6 305あたり。ピントを合わせたはずの300の場所ではないことは明らか。
F8.0 306~307あたり
F11 広くなってどこが中心か断定はできないが、さほど変化ないだろう。
F16 全体的になってきた。そして絞り限界を超えたのか、全体に甘くなってきた。
F22 絞り限界で、ある意味全域でボケているかのようだ。(あくまで等倍評価だけどね)
つまり、このレンズの場合、絞り開放でフォーカシングして、F8くらいで撮影すると、ベストピントでの撮影ではなくなるので、絞り込んで(実絞りにて)フォーカシングしたほうがいい、ってことです。フォーカスの範囲にギリギリ入っていればそれなりの結果が得られますが、私のEF50ミリのように勢いの良いレンズはフォーカスの範囲からやや外れます。
同様の現象が顕著なレンズは私の手持ちでは EF70-200F4L(IS)です。個体差があるらしく、私のは調整の限界までやってもだめ、「F8で使うレンズ」とかフォーカス調整を決めておけば問題ありません。実際そのようにして使っています。テスト写真の全体。

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