私は夜でもGRD4を低感度側に設定

いつも光源(電球色蛍光灯)の色成分ゆえに、正常な色彩では撮りづらいファミレス、カメラはクロスプロセスになっていたので、もうえーい、と。w写真もえーい、と。w(どちらもシャッター1/9秒)wwいつでも感度100のまま、スローシャッターで子供がとろけてしまいます。(シャッター1/2秒、絞りF1.9)落着いて建物を撮ってみると、おおー、さすが手ぶれ補正、1/7秒のスローシャッターでも平気、と思いましたが、いやまてよ、と念のために手ぶれ補正オフでも撮ってみますと、後でPCで見たら厳密にはそっちのほうがなぜか良かった。(掲載写真)まとにかく、一眼レフと違って低速でのシャッターも得意になりますね。ミラーレス&シャッターショックも小さいから?カメラが揺れないなーという印象。カメラの高感度特性が話題になりますが、EOS 5Dmark2でさえ、感度100のような低感度設定にすることで最高画質が得られますよね。GRD4のレンズの明るさに頼って、私はGRD4を主に低感度で使っています。夜空もノイズ感が皆無なのね。(^o^)<昨日の記事訂正>昨日投稿の写真設定はクロスプロセスでなくブリーチバイパスの間違いでした。m(_ _)m
上のポスターの写真もブリーチバイパスで撮りました。ブリーチバイパスをググってwみると、現像時に本来落とすはずの銀塩の「銀」をあえて残す、処理をバイパスする?という意味でしょうか。それゆえに色彩が渋くなる、そんな風に解説されていました。
一方、本日使用した「クロスプロセス」は(これは今回ググってないwのですが)ネガフィルムに対してポジフィルム用の現像液、またはその逆にポジフィルムに対してネガフィルム用の現像をかけることで、色彩的に狂わせてしまうというリスクの高い薬品処理のことです。せっかくの作品や撮影の労力を水の泡にしてしまうかもしれない本当に危険な処理。それをデジタルカメラ内で手軽に味わえるようになりました。非常に良くできた処理だと思います。
あれれ、そういえばGRD4モニターとしての期間は本日で終了なのかしら!!!(大汗)大慌てで総括してみよう!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
とにかく、毎日カメラを使って仕事している私でも、この多機能(というか細機能!)のGRD4を覚えるために、普段開かない取扱説明書をまじでけっこうふにゃふにゃになってくるまで開いて読んで熟読しました。とにかく自分にとっての使い方、設定がどうあるべきかを考えるのが難しかったです。GRD4 ISO80 F2.5 1/760
これはいろんなレベルの人にとってだいたい悩ましい問題になるのではと思いました。マニアにとっては全項目が頭に入っているので、いいとはいえ、項目は多い。マニアでもない人にとっては、店頭で手に取った感触で「無理!」wとなるかもしれません。
たとえば私が今最強と思う写真家、梅佳代センセイに使って欲しいと思って私がGRDを用意するとしたら梅様専用メニューを用意したい!電源を入れると「おばちゃんモード」「こどもモード」「その他」の3つしかなくて、それを選ぶ! おばちゃんとこどもで、一体どんな風にモードが違うのかよくわからんけども、そのようにしておく。
アラーキー氏にGRDを用意するとしたら「軟調」「硬調」「増感」「減感」「ネガカラー」「ポジカラー」「高感度」「ストロボ」などのメニューにしておく。
オレ専用、ってのをリコーに作ってもらってダウンロードしたら「ほわほわ」「きっちり」「ゆるく」「だるだる」などオレ専用のパラメーターになる、みたいな。(アプリとして販売)
そうか、アプリという言葉が出てくると、iPhoneの人気アプリ、Instagramですね。こういうようなのと、デジカメが連動するといいですよねー。カメラとしてはなんといっても明るくてシンプルな単焦点レンズが、カメラを構えたときにすんなりとしていて楽です。たとえばフジの人気コンパクトX10のワイド端だと近い側での樽ひずみが目立ってくるし、やっぱりなにか違う気がします。シンプルゆえの良さというものかな、自分がEOSで極力単焦点レンズを使うのと同じ気分がたぶんありますね。GRD4 ISO400 F1.9 1/25
ただし、私自身は「50ミリ脳!」と断言するほどその画角しかダメなので、モニター期間内ずっとその28ミリという広角レンズに手を焼いていました。最近ようやく慣れてきたのかな。目の前にある空間全体を、省略なしに広く取り扱うのが28ミリ、そんな感じですね。
モニター期間後半は、機能の全体を把握できたのと、普段使う設定がこれだ、ってのが絞れてきたので、普通に、本当にごく普通に使えるようになりました。自転車の信号待ちでカメラを取り出してさささっと撮る、という芸当もできました。GRD4 ISO80 F1.9 6秒左側のピクセル等倍  ISO80 F1.9 6秒
絞り開放の長時間露光データ、レンズ端ながら浅間食堂の文字がはっきりと読めた。左側のピクセル等倍 ISO80 F4 30秒(本来はF4~F5.6程度まで絞ったほうが遠景はもう少しだけ向上する。撮影時間は30秒に延びる。NR処理時間も多くかかる。これはむしろ光学的には差がとても少ない事例だと思います。普段使いで開放は推奨できると思います。)GRD4 ISO200 F1.9 1/13 手持ち
リコーGRD4は本当にマニアとか上級者向けのカメラだと思います。こんなの「わかった人」じゃないと所有無理でしょう。でもそれだけのことはあります。えーとでもね、このカメラ買ったらうまいのどんどん撮れますか?って聞かれたらノーって言いたい。ウマっぽく撮れるカメラはほかにもいっぱいある。色彩をどーんて強く表現するとか、めいっぱい高感度で見たことない表現狙うとか、高倍率ズームとか。だから、「いやそうじゃない。わかってる。わかってるんだ。」というような本当に通な人がこっそり使ってる、そんなのじゃないのかなーと感じました。面白かったです。ありがとうございました。GRD4 電源を入れて一枚目 ISO154(オートだったんだ!) F1.9 1/5 最初のカットで最後にします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *