コストに比例すると思う。

プロ写真のクオリティーはコストに比例すると思う。コストとは、時間+金。
1分かけて撮影するところに15時間かければプロ写真の品質は上がることが多いと思う。
1万円かけて撮影するところに、150万円かければ品質は上がることが多いと思う。
1万円の機材ぶら下げてくるカメラマンより、1500万円のカメラマンのほうが良いと思う。
要はそこのどのあたりに着地しようかな、というお客様側の事情でも写真は決まりますね。
へたくそな私に依頼するより、上手なあの人に依頼したほうが、高い品質の写真が撮れるのです。
カメラマン側は、自分は最高!とうぬぼれると、品質向上がストップしてしまうので、ある程度自己反省をしながら走り続けないといけません。ヘタはヘタ、失敗は失敗と受け入れることで、明日の深い落ち込みがww、いえ、明日の進化があるのかと思います。
え?あー、なんだか、うまいんだか、ヘタなんだか、斬新な撮り方を断行した現場の写真をじっと見ていて、もっとうまくなりたいなーと思ったところ。斬新だったことそのものは良かったと思ってますよ。

コストに比例すると思う。」への15件のフィードバック

  1. 半田さんのお話はスタジオやレースの望遠倍率 連射精度等の事のコストですかね。専門分野でないので推測でありますが、レンズ沼にハマり単焦点に行くこと。風景ならAPSよりフルサイズ。上に行けば限りなくある。でも どんな機材を使おうがしろうとさん(お客様)にはわかりません。写真の完成(プリントやWEB)での冷静な判断でうまい・きれい・すてき等の評価かな。私もそんなにえらそうな身分でもありませんがNHKの撮るしんとか見ますと誰でもコンデジでもEOS Kissでも一眼程度ならチャンスがあり 結果どう撮影して構図を決めレタッチするかでしょうかね。お金を頂くに写真とは私もよく分りません。今は簡単に写真や加工が個人で可能な時代。お金を頂くカメラマンは機材としての重みも必要だが日々の進化の勉学。他の写真をたくさん見て自分を再評価。それが「明日の進化」かと思います。軽井沢のブライダル写真は情けないくらいその変が欠けています。写真は会社やネームバリューで無く1対1で撮影するものだと。

  2. NANBAさん、ありがとうございます。わかりにくくてすみません。(気づいてなかった、、、)私はカメラマン側の内部のコストでなく、発注するお客様側から見たコスト負担、コスト感覚(つまりギャラか、、笑)で考えていました。 ←このつづきはまたあとで!

  3. NANBAさんのコメントすごく気に入りました。(^o^)保存版だわ。。
    まずブライダルは個人としてはリピーターがつかない(!)特殊な分野で、「うまかった、もう一回!」という「おかわり発注」につながりにくい、という問題がある?この前の結婚でヨカッタ~、またお願い、という客はいない、ということで。。ww
    私が尊敬する写真家、さっこさん、超絶うまいと思うのですが、じゃあ世界最高レベルのギャラがついているのか、というところですよね。 ←ここに機材ネタを付け加えると、、機材なのか腕なのか、お客様の関知するところではなさそうで、難しい。

  4. ブライダル業界は私全くわからないので、もう少し広げます。あーテレビ映像業界は、ズバリ「この機材なのでこのランクで」とうのがはっきりしているのですよね。これは客と製作がいつも固定的で、それぞれ費用負担がはっきりしてるのではと想像します。
    カメラはエントリーのkissから1Dまで画質では同じようなものなので、レンズのセレクションとか、結構微妙なところと、ライティング、トータルとしてかなり微妙なところで戦っているような気がします。その微妙な線がなぜあって、どう違いとして出るのか、根拠と実証ができるといいのかもしれないですね。

  5. 私のような素人でも写真が撮れる時代になってきたと思います。昔はフィルムだったので、素人は失敗してしまうので、とにかく大切な撮影はプロに頼むしかなかった。それが今や、成功しているかどうか(必要な品質かどうか)背面液晶でわかります。地元の新聞の取材でよくわかります。昔はカメラマンが別に来たのに、今は新入りで不慣れ&国立大文学部卒なんですけど的女子が、「とにかくバウンス」(←それは正しい)的なノリでまあ器用に撮影していって、翌日の紙面になってる。 結局お客様が「もっと品質の高いのが欲しい」というときだけ、専門技術のご登場となる、という感じでしょう。
    専門技術がどこにあるか、というのを追求して逃げる、そこに面白さがあると思います。誰でも撮れる(コモディティー化)ようになってしまったものは追わない、というのも大切だと思います。

  6. 写真館ではお客様のカメラの進化、顔認識によって、凄まじいことが起こりつつあります。我々のEOSは通常は顔認識は動作してないのですが、、、お客様のコンデジは基本顔認識、「めつむり顔検出機能付き」だったりします。
    撮影に十分な「キレイな定常光」がある空間さえあれば、「モーターショーの写真はみんなキレイに撮れる」のと同じように「自分達で撮ってしまえ」という時代ももしかしたらもうすぐ来るのかもしれない。そのほうが楽しい家族もあるだろうし。。そしたら「撮影場所貸しビジネス」のほうがおいしくない?という話もあるでしょうね。
    カメラマンの進化、自分の再評価、大切にしたいですね。経験を増すごとに、固まってしまう部分と、積み重なって深くなる部分がある。深みのほうを十分に深くしていきたいですね。そして、新しい領域へのチャレンジも積極的に。

  7. すいません。ずいぶん話が進んでいましたね。
    軽井沢のブライダル事情
    ①大手ホテル・・・専属カメラマン在籍
    ②軽井沢のカメラ会社・・・教会やホテルと提携
    ③個人カメラマン・・・HP 口コミで直接依頼
    ①有名ホテルだから→サラリーマン要素が強いのでそもそも研修してカメラマンになる方もいる→ある意味シロウト カメラ 写真がそもそも好きなのか疑問
    ② 長年提携して甘い汁を吸っている。道具はいいものあるが勉学 努力不足 他を見てない。HPの写真。中途半端な知識 構図をブログでも見受けられる。
    ③ すばらしい・見習いたいです。
    ① 当社なら有名だから安心・・・個人で勝負してない
    ② 当社なら長年提携しているから安心・・どうなの
    ③ 写真そのもの評価が個人の責任になる・・・がんばる
    ① 専属以外はダメ・・・持ち込み料10万いります
      でも内のきれいな教会で式あげたいですよね 
    ② ノーコメント
    ③ がんばる
    その他 ブライダル情報センター 
    マージン50%取る→うまいカメラマンでなくマージン高い方に

  8. うーん さっこさんならネームバリュもあるので高くいけるでしょう。ただ銀塩だと暗闇に弱いからデジイチに転機しないと・・・(ブライダルならのお話)

  9. 写真についてのお勉強をしていてこちらのサイトに流れ着きました。
    私はブライダル会場運営サイドの人です。
    小さな会社なので某雑誌用の広告写真企画、webの企画からプランナー、現場での接客等をやってます。
    近年広告写真のライフスパンがどんどん短くなっており、結構な頻度で撮影をするようになりました。
    今までなら広告用写真を撮影するのに広告代理店を通じてカメラマンを手配したり、某雑誌の営業さんを通じてカメラマンを手配したりしてましたがいずれのケースも高額なギャラを取る割には満足度は低かったです。
    (それがあって自分で撮る勉強をし始めたのでそういう意味では感謝してますw)
    今回のエントリーを見て何が不満だったのかを自分なりに考えてみたところ
    私が接してきたプロカメラマンの方々は素人の意見を消化してプロの視点でより魅力的な作品へと昇華させる「提案力」と、プロカメラマンとしての意見をクライアントに納得させるだけの「説明力」が絶対的に足りていなかったのではないのかと。。。
    もしかするとそれはディレクターの仕事なのかもしれませんが、そこのやり取りが見えてないのでプロカメラマンの仕事とはこんなものなのか。と感じた次第です。

  10. ブライダル運営略してブラウン様、なんて言ったら怒られる?(^◇^;)ごもっともなお話し、そしてとても大切な投げかけと思います。カメラマン側にも迷いがあるはず。それは、言われた通りに撮るのか、言われてないものも撮るのか、という事。これについては恐らく意見がわかれるのではないでしょうか。このテーブルあたりから撮って下さい、と言われて、いや、このテラスからこうやるのはどうでしょう、とカメラマンは提案すべきなのか。私は斬新な写真が欲しいときに、カメラマンにある程度任せると面白いものを撮ってくれるかもしれない、と思います。まあそれはそういうのが得意な人の世界でしょうけど。ビジネスのソリューションを写真で出してくれる、そんなカメラマンがありがたいですよね。よくあるパターンの写真をうまく撮ってくれる人と、全く新しいアングルや切り方や光やレンズ選定や、モデルの動かし方や、時間の使い方など何かが斬新なカメラマンがいたら、ビジネスにプラスのなにかを出してくれるかもしれない、自分はそんな風に思いたいです。表面的な写真の技術力を超えた、人間力でつかむ写真でしょうか。

  11. 写真撮影ってカメラを持つ前の打ち合わせで、すでに成否が決まるようなところもありますよね。その場合は「打ち合わせ能力」そこでのクリエイティビティが写真をすでに粗方決めちゃってるのだろと。カメラマンは色んな方向から見回して、モデルがいるならモデルに何をさせるのか。どんな瞬間を切り取るのか、どんな配置で料理置くのか、時間は何時がいいのか。早朝なのか、夕暮れなのか。真夜中なのか。真夜中でも撮れますよなんて、涼しく言ってくれるカメラマンだとサイコー。

  12. クライアントの満足度、それをカメラマン側から尋ねるのはチョット怖い部分ありますね。まあ私が写真をiPadでリアルタイムに見せながら撮影しているのは、よく撮れた、ダメだ、という気分をそこで共有できるからだと思っています。非常に思惑の共有が早い。提案カットも見せたり。それってうまくいかない時は逆にスゴイ不信感になるリスク大なんですけどね。
    最高の写真が撮れる時って、凄く難しいことに挑戦してたり、ものすごく探りながら撮ってたり、まとにかく、チャレンジャーなときにおおおお~って飛び出したりしますよね。そういう、アンパイに逃げずに追い求めちゃいな!という空気感を現場に創り出せる、巻き込み力も大切かもしれないですね。

  13. 「写真」とは逆から読み実を付けて真実を写す。
    先日BSでみた「キャンノ写真家たちの日本紀行」で写真家 小川勝久氏の言葉にはさらに付け足をしてます。
    「写真心」→真心で写すこと。
    永久保存版の言葉を申しております。
    写真に問わず サービス業に何にしろ心を通わせないと接客態度や写真にも 形に現れるということではないでしょうか。それは人間 よい時も悪い時もあるが…悪い時でも次に繋がる人間関係 現場の行動力も必要でしょうか。
    何の社会でも同じことかと思いますが・・・
    カメラマンに関していえば 多少のスケベ心 遊び心 カメラをおもちゃとして楽しんで遊ぶ同心に変える子供のようにはしゃいで楽しむ事ですかね。 
    私が1番きらいなカメラマンはその心も持たず お金のことばかり(これは これで大切です)。与えられた高級おもちゃを仕事以外では使わず 遊ぼうとしない。カメラマンなら世の中 記録に残したいことなど 溢れるほどある。
    遊びも日々、変動する技術の知識も学ばない。
    そんなことしなくてもお客がつき 日々忙しいと時がたつ。そんなカメラマンが多いと思います。
    ※半田さんの撮影知識の向上心には日々感服してますよ…

  14. NANBAエレガンスさん、12月11日の軽井沢のブライダル事情の話!これ今度また教えてください!!私はブライダルのお仕事をやろうと思ってないのですが、知らなくて困ってたので、、夕飯ごちそうしますよ!(笑顔) 運営会社を自分でやろうという目線で考えてみれば、スキルの低いカメラマンとか、別に低くてもいいか、って考えも出てきそう。このあたりは「ビジネスユニット」としての立ち位置、割り切りみたいな感じですかね。子供写真館にもたまにある感じかな。。。 いえ、自分もヘタなので、子供写真館の事を悪く言ってないですよ。全く言ってない。むしろ最高級に褒め称えておきたい!
    サッコさんは、あまりフィルムで撮ってないみたいで、先日フィルムに挑戦した様子がブログに載ってましたよ。

  15. NANBAエレガンスさん、私あまりカメラマンが仕事している姿を見たことがないので想像するしかないのですが、生き生きと楽しそうに、創造性を発揮しているカメラマンに出会えたら最高ですね。写真が届く前から最高に気分がいい。そうあればベストです。 一方で対人能力がゼロの不思議さん、みたいなあー、私もそう?(笑)主に若い系カメラマンで、まあそれも味で。写真がめちゃくちゃうまいと最後は写真で。
    ビジネスとしては金に甘い人もたぶん多いのではないかと思う。金に甘いとはむしろ金を軽んじてしまうこと。ある意味私もそういうときあるし、また私の出した見積もりで仕事が来ないこともある。(それはすなわち私より安い人がいたか、私の見積もりが高すぎて代理店が失注したか)
    そして、話のベースとなるのは、いつもこれ、写真は失敗しにくくなった、ですね。デジタルで。悩ましい話のベースにいつもこれ。付加価値をどこに設定するかが鍵になるでしょう。 自分ブランドの構築。それが知られること。それもきっと非常に大事なんでしょう。
    ボクも少しはがんばろうと、、、来年は!!(笑)

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