密かに忍び込んだ 長野電塾

今日は久しぶりに長野電塾。内容はLightroomっていう画像処理用のソフトのお勉強会の上級編、そして講師は我らがアイドル、ネコ統括CEO(キャットエグゼクティブオフィサー)ゆきにゃあ様でした!
私はこのLightroomの普及活動を阻止し、キヤノン様が開発なさっている最高峰のソフト、デジタルフォトプロフェッショナルの普及を図ろうと、密かに忍び込んだのです。
とはいえ、私も実はLightroomを基本的に毎日使っているヘビーユーザーでもあり、主張は全く矛盾しておるが、気にしないで欲しい。(^_^;)
いきなり最初にアッパーパンチを食らった。「本日は、LR3以上をお持ちの方限定のセミナーです。お持ちでない方は出てって、、、」ああっくそーww、私はLR2.7っていう実にせこいバージョンだったのです。orz…
しかし、体験版ではあるが、昨日からLR4のユーザーということで許してもらった。講義の内容はディープだった。上級編というテーマゆえにディープであることが求められているという過酷な内容ながら、きちんとディープな内容を伝えていくゆきにゃあ師匠。小さなTipsであっても、それが仕事全体のリズムとか効率に影響することだってあるので、聞き漏らさず学習する。
しかし、、、よく考えるとほとんど説明書というかヘルプに書いてある内容でもあるわけで、与えられたソースは一緒。なのに、こうやって人に教える立場まで理解が進む人と、こうやって「ほー、すげー!」などと学習する人との資質の違いはなんだろう、ということを後半は考えていました。ま、つまり、オタクソース、ってことですね。←あ、ソース要らない。(もちろんヘルプにないTIPS、つまり裏ビデオもありました!←ビデオ要らない。技足して!w)
たっぷり学習しておきながら、なにか足りない気がして懇親会も参加させていただきました。持参していたことを忘れていたCBLレンズを取り出して、いろいろやってみます。7Dにて2500K で撮影。見上げるとなんとリアル白熱電球でした。(感動)
足りなかった補講をがっちり補給。遂に実現リファレンス対決! CBLレンズと、タオルおしぼり、割り箸の紙ケース(神ケースとも言う)に加えて、データカラー社(つまりスパイダー)のチャート。おおっとそこに大御所エックスライト社のホワイトセッター(2番目のグレーのパスポートサイズ)も登場した!!
完全な演色性とされる白熱電球?のはずが、実際現場ではこれらのチャートの色味はよくわかりません。少し緑が強い変なグレーみたいな見え方でした。でも、こうやって撮影データを見ると結構キレイですね。
補講もうけて、たっぷり楽しんだ久しぶりの長野電塾でした。ゆきにゃあセンセイはいいなぁ。ボクがもしもやるとしたら、、、こんな感じかしら。お勉強会では原理的なことを扱うのが面白いと思うのです。ただ、原理が写真の表現とか全体に於いて、本当に大切なの?という疑問の余地も出てきます。「お笑い理論」というのを大学で学習して、その人が面白い事を言えるようになるわけじゃない、って事。じゃあ原理どうでもいいか、っていうとそうでもない、てこの原理を知らずにシーソー前乗りしていたら、後ろ乗りの相手に絶対勝てないわけですから。
han流原理主義概論は、むやみに熱い話題をとりあげます。つまり確実に荒れる話題ww。タブーにザクザク切り込んで、講師はチョークを投げ、生徒はコンデジくらいなら投げて応戦。日本とは思えないww。(そんなに荒れる話題なんてあるのかしら。。。ww)講師が言った内容が「センセイそれ違います」って片っ端から論破される、そういうの刺激的。いえね、カラマネの議論も一段落して?i1Proのヤフオクもなんだかすごく安くなっている今、そしてカメラも超絶高性能で、いったいなにを求めて?っていう疑問にもぶち当たりませんか? 仕事効率を超絶高める、っていう切り口もあるのかな。 品質を高めたいのか、効率なのか、確実性なのか、サービスなのか、コストなのか、感動なのか、、、、キーワードを並べてみると、なんだか見通せそうな気がしてきました。

密かに忍び込んだ 長野電塾」への6件のフィードバック

  1. レポートありがとうございました。
    無事に終えたようでよかった。
    最後のセンテンスいいね! 今度パクらせてもらおうかな?w

  2. おつかれさまでした。
    聴講ありがとうございました。
    ヘルプにないTIPSもあったんですけどね・・・。w
    ブラシなどオプションメニューを使用中にスペースキーを押していると、カーソルがズームになるとかいうのは出てなかったような?
    optionキー、shiftキーネタは、昨日言い忘れたこともまだあります。
    切り抜きのときにキーを押しながらドラッグしてみてください。
    最後の3行面白いけど、それじゃヲタ半がフツーの人になっちゃって面白くないなあ。www

  3. yukinyaa先生、昨日は難しい役柄を見事に、ありがとうございました。本文、気になっていたところだったので、裏、、、もありました、の文書き加えました! え?最後の3行ダメ?コスト重視の恋愛、サービス重視の恋愛、確実性重視の告白、感動重視の初キス(ここでキヤノンのカメラの話ですか) 
    dojou7先生、そういえばなんですけど、今回はyukinyaa先生の独自の手法「なんでも100!」について実演がありませんでした!(しまったーーーーー)マスクとか段階フィルターとか、実際に変態的に使いこなすというところまでは時間的に及ばなかったのです。私の中で知りたかったコアな部分、また次回におあづけになりました。(T_T)

  4. 私の記憶から言うと、あの場所でCBLレンズは今私のモニタ(5000K)で見ている白よりもっとアンバーっぽかったです。
    そのあたり個人差はあるとは思いますが、人の目が色順応するとは言っても、タングステン光下で物体の測色的な色(その測色の仕方は定義があると思いますが、仮に5500Kくらいの太陽光下で測った時の色とか)よりも赤っぽく感じているのではないかと思います。
    上の料理は、青っぽくておいしくなさそうとは思いませんが、カタログ的正確な色にはなっていても、あの時目で感じた色とはちょっと違っていると思います。
    人間は、見た目が違うと感じても、心理的に同じだと思えば同じと判断するわけで、色順応には多分に心理的な要素も働いていると思います。
    デジタルでホワイトバランスを取る作業は、心理的な要素は払拭して、物理的な色を再現することだと思います。
    物理的に等値の無彩色を、デジタル的にRGB等値、あるいはLabのabを0にすること、それがホワイトバランスを取ると言うことだと思います。
    そしてそこから心理量を調整するわけです。

  5. 私が一度はタングステン臭をすべて消したセッティングにしてRAWで撮ってくるのは、後で崩すのは簡単だけど、後で合せるのは大変と思っているからだと思います。ここで2500K +2Mで撮影してあるので、あとは「心理量」を色温度スライダーで3000Kなり3200Kなり変化させて着色してあげると良いと思います。とにかくタングステン光源下では色順応が完全にできず、色彩感覚が狂った状態になっていて、背面液晶も判断できなくなります。そのためバランスするレシピをとっておこう、という私流のワークフローということですね。

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