夢の高画質プリンター

いつも目がはなせない、EPSONけんたむさんから投げかけがありました。テーマは今後の画質進化について。
忠実、カラマネ、画面でOKなら、試し刷り無しで本番OK、そういう性能を私は一番に求めていました。PX-5Vは本当にイメージ通りの印刷が出るようになり非常に満足です。
しかし、染料インクのようなパンチある光沢が欲しいという声は確実にあると思います。私は未来において忠実のその先にあるのは、「非常識な印刷」だと思います。画面に見えない色を印刷する、という「カラーマッチング」の先の領域。蛍光黄色、蛍光ピンクなども実装した、みたいなイメージね。色空間はeRGB(EPSON RGB!!)
画面に見えない色なのでまずL版のような小さな印刷でプレビューして、そのあと本刷り。そのための2種類の給紙系統を持つ。写真家さんは「勝てるプリンター」を求めていて次は「究極の見栄え」へ、もっと派手な印刷、もっとグロッシーに、もっと深い森林、もっと輝く雪景色、いっそのことフィルムへの透過プリントでの作品づくり、などなど。
あとは、「どうだこんなの高くて買えないだろ?買える金持ちだけ買ってくれ」的な究極のモデル。それはリアルタイム測色器内蔵で、測色結果をPCでもモニタリングできるし、ネット経由でエプソンのホストコンピューターで分析もしてくれて、色がおかしいかもよ、って警告とか出してくれるのね。そういうあり得ないほど高級なものも、欲しがる人はいる。売り上げ度外視のハイエンドがある、という構造もカメラとプリンターが同じ、みたいな。(笑)型番は PX-1V X でキマリですね!(笑)
インクヘッドの軽量化のためにカーボン、チタン、など誰でもわかりやすい高価な素材が使われると心がときめきます。このあたりは木目調と同じ理屈となります。(笑)←ああ、カーボン調で可なのねww。
そんなのが、私の夢かしら。。。

夢の高画質プリンター」への5件のフィードバック

  1. 単純に言えば、AdobeRGB域+αくらいの色域を、全部再現できるインクと紙があればいいってことじゃないですか?w
    そしたら卵の黄身も「プリントでも」再現できますよ。w

  2. 私のイメージは、専用のエディター(たぶんフォトショッププラグイン)で、見えない色へエンハンスするのです。金色、蛍光、ギラギラする緑、ドギツイピンクなどを特色として乗せる場合と、あとはsRGBをスライダーとか角を引っ張ってボコボコにして伸ばして、あり得ない色空間に伸ばしていくの。そうすると誰も見たことのない新しい水墨画とか油彩とか、激しいアートが印刷で表現される、というわけ。未来から来た表現力、みたいな。インクジェットが最高峰の印刷機なんだって、その製品がみんなにあらためて気づかせてくれる、というようなシナリオね!

  3. まずは5Vと7Vの色の限界を引き出してみたら?
    どちらもAdobeRGBよりも部分的に広い色域を持っている。
    あああ!卵の黄身も再現できるじゃん!w
    てか、sRGBかAdobeRGBで作業している限り、5Vや7Vですでに「見えない」色があるっていうこと。
    それはもったいないから、じゃあAdobeRGBよりも広くなっている色域まで使いましょうというのが、LightroomのProPhotoRGBのコンセプト。
    Lightroomの最初のコンセプトは、データ書き出しよりもプリントにあったと私は思っています。
    さあ!あなたも心を入れ替えて、今日からLrに身を捧げなさい!w

  4. すげえ説得力がある。つーか完全に理解できる今日のボク。。。確かに私はAdobeRGBの外の色を捨てていますから。。。ボクが考えた「プラグイン」的なものがすでにLightroomによって実現されていたことに驚きました。(^_^;) くっそー、デジタルフォトプロフェッショナル危うし!!(笑)

  5. 亀レスですつれい。
    デジタルフォトプロフェッショナルには、WideGamutRGBがある!!
    (あんまし勧めないけど。w)

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