パナソニックLumix  PCとのテザー撮影(Wi-Fi)

パナソニックLumixでテザー撮影。PC側の操作。私の場合は、いつものEOSユーティリティーを「フォルダ監視」モードで使います。
職場のWi-Fi環境を使って、カメラから職場のPCに画像を飛ばします。

<1>PC側のファイル共有の準備
カメラがWindowsのフォルダーに書き込みができるように、まず共有フォルダーをつくります。
私の場合は最初、Windowsのログインがマイクロソフトアカウントで「Yuuji Handa」というフルネームがユーザー名だったのですが、これが、途中にブランク(半角スペース)があり(!)その半角スペースをカメラ側が受け付けないため(笑)Windowsのログインを「ローカルアカウント」というログイン方法に変更しました。すると、メールアドレスの頭5文字の「hanch」が勝手にユーザー名になっています。

Windows10ではパスワードを入れないログインもできますが、今回、カメラ側がパスワードを使うので、作って入れます。

そして、下記は「07pana」という共有フォルダーを作る手順です。右クリック→共有→読み書きを許して→「共有」

「ユーザーのフォルダーは共有されています」と出たら、これでカメラ側からこのフォルダーが見えるようになったわけです。

<2>カメラ側の操作 (スタジオのWi-Fiを使ってPCに送る場合)
パナソニックLumix  PCとのテザー撮影(Wi-Fi)
(1)カメラ本体のWi-Fiボタンを押す(又はメニューからWi-Fi)
(2)「新規に接続する」
(3)「撮影中に画像を送る」
(4)接続先を選択してください→PC
(5)接続方法を選んでください→(自分のスタジオWi-Fiの場合)「ネットワーク経由」
(6)接続方法を選んでください→WPS(プッシュボタン)/PINコード/一覧から選ぶ(自分の場合は一覧から選ぶ)
(7)接続先(AP)を選んでください→自分のWi-Fiルータ名を選択
(8)Wi-Fiパスワードを入れる
(9)ネットワーク内の機器を選んでください→PCなどの名前一覧が出てるので、選ぶ
(10)アカウントを入力してください→ユーザ名 (自分のWindowsのユーザ名)
パスワードは、ローカルアカウントのパスワードを入れる。
(11)フォルダを選択してください→カメラ側にWindos共有フォルダが表示されるので選ぶ。
(12)接続完了しました、の画面が出る。

二回目以降、再接続の場合
(1)カメラ本体のWi-Fiボタンを押す
(2)「履歴から接続する」

(3)少しすると、接続完了しました、の画面が出る。

<3>このようにカメラ側の接続が完了したら、PC側をスタンバイする。

自分の場合、DPPを開いて、EOS Utilityを起動。すると、

DPPは「セレクト編集画面」のスタイルになり(左にサムネイル、右側が拡大画面のスタイル)、EOSユーティリティーも立ち上がる。
そこでフォルダ管理、をクリックすると下記の画面に。 監視フォルダに、事前に設定し、カメラに覚えさせた共有フォルダ名を入れて、
青矢印のアイコンを押せば、撮影可能・転送スタートになります。


カメラ側が接続されている場合、シャッターを押せば、4秒後に、右の大ウインドウで表示される。

RAW転送では重いので、RAW+jpegにしておけば、軽くなります。

<おまけ>追記:取材先で、カメラとPCを一対一でテザーする、それが出来ないとだめですよね。 <カメラとPCを一対一でテザーする場合>
(1)カメラ側からWi-Fiを出す
(2)それをノート側のWi-Fiで受信する。カメラ名のWi-Fi。
(3)リンクしたら、カメラ側から、パソコン名をインプットする。パソコン名とはMacでは「NetBIOS名」で、半角大文字です。
(4)つづいて、カメラ側から「ユーザ名」と「パスワード」を入れます。 Macの場合「ゆうじのMacBookPro」とか漢字のユーザー名はカメラからインプットできません。半角英数のユーザ名を入れます。
(5)Mac、PCの側は、共有フォルダーを作っておきます。Windowsパソコンからのアクセスも許可する、全員に許可する、という設定が必要です。カメラがアクセスできるように。
Windowsでやったときは、このソフトで「カメラ内の画像を送る受信フォルダ設定」を作ったときに、共有フォルダーとしての権限が追加された、ということなのかな。
Windowsでは特に共有フォルダーをつくったぞ!という実感がなかった。
(6)カメラがMacやPCの中の共有フォルダー名を複数ある場合は複数カメラに表示するので、送りたいフォルダーを選びます。

(7)こんな感じの画面が出て、接続が完了します。

参考になりそうなリンク
半畳記 » Blog Archive » EOS 6D EOS Utility アドホック接続 6Dを無線で制御
http://kazama-foto.com/?p=7965

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