ソニーアルファ7Sで、テザー撮影をしてみる(その2)

ソニーアルファ7Sで、テザー撮影をしてみる(その2) やりたいこと!
(3)ロケ先でiPadでのワイヤレステザー撮影・・・ロケ先では、周囲の人(デザイナー、お客様、モデル)にシャッター後、絵を大写しで都度自動で出したい。

そこで、、、まずはソニーが用意している「スマートリモコン」という、アプリを試します。
カメラを職場のWi-Fiに接続すると、インターネット経由で新しいアプリが、カメラ内にインストールされます。
カメラがインターネットにつながって、強化されるイメージです。すごい時代です。
カメラに「スマートリモコン」のアプリを入れたら、スマホ側にも「PlayMemories Mobile」を入れます。
スマホがお部屋のWi-Fiをつかんでいると、カメラとつながりません。スマホのWi-Fi選択画面を開いて、

SSIDがうちのアルファの場合は「DIRECT-p1E0:ILCE-7S」なんて名前でしたけれど、

スマホのWi-Fi一覧にそういうのがあれば、それを選んで、その後すかさず、アプリ選択から、
「PlayMemories Mobile」を選んであげます。そうすると、スマホとアルファが
一対一でWi-Fiで直結されるわけです。

これで、スマホ上にアルファのライブビューが出るので、カメラマンが操作するリモコン、としては十分なものになります。スマホを使って、カメラを触らずに、いろんな写真が自由に撮れます。

さて、私が通常やりたいのは、「編集者、デザイナー、クライアント、モデル」などと、撮れている絵を一緒に確認したいのです。

この状態のタブレットを渡せば、たしかに、今ボクがどのようにフレーミングして、なにを撮っているかは、リアルタイムで「編集者、デザイナー、クライアント、モデル」に見せられます。
フレーミング中の様子も、撮れた写真も、だいたいの様子はこのアプリで共有できます。

だから、これでも良いといえば良いのです。問題は、、

「編集者、デザイナー、クライアント」が、スマホアプリ上の「再生」ボタンを押して、撮れた写真を見ているときに、カメラマンがシャッターボタンを半押しした瞬間に、「再生」は中断されて、アルファのライブビューに戻ってしまうのです。

「編集者、デザイナー、クライアント」は、オッケーカットがあるのかどうか、など、次の写真が送られてくるまでの待ち時間に、作戦を立てたりしたいのです。 しかし、カメラマンが何気なく、シャッター半押しだけで、再生が中断されてしまうのは、困るのです。

まあ、そこに困る、って言うのは、一般のユーザーではあり得ないでしょう。複数の人間でチームを組んで撮影しているようなケースだけです。だから、この不満はとってもマイナーな要素なんですけれど、、

私の考える、理想の改善策はこんな感じ。
(1)スマホで再生中に、カメラマンが半押しとか撮影に入っても、
「PlayMemories Mobile」は鑑賞側に再生を続けさせられる、という動作。

又は
(2)他のデジカメと同じように、撮影中にスマホとのWi-Fi接続を維持しつつ、押して都度転送の動作をしてほしい。
そしたら、ShutterSnichなどのソフトでビューイングを提供できる。

ソニーがShutterSnichで、都度転送表示ができない、というのは、ここ(Setup – Sony NEX / A7)に書いてあります。

カメラから転送カットを選ぶ、スマホから転送カットを選ぶ、という指示でのShutterSnichアプリへの送り込みはできるけれど、シャッターを押すごとに、写真をプッシュすることはできません。

まあ、そうは言っても、iPadで都度転送しながら撮影しているプロカメラマンってのも少ないらしく、僕が都度転送してビューイングさせていると、現場で必ず「便利!」って驚かれますからw
マイナーなんでしょう。しかし、撮影現場で絵が共有できる、というのは業務では特に重要だと私は考えています。

業務用のビューイング環境への適応が完成すると、本当の意味で多くのカメラマンに支持されるアルファになると思います。あ、iPadでのビューイングを事例にしましたが、仮にノートパソコンでビューイングさせようとしたら、<その1>であげたような方法で、テザー撮影することになります。私は苦心してキヤノンのEOS Utilityを併用してテザー撮影でのビューイングに成功していましたがww ぜひソニーのアプリで「簡潔に完結」してくれるとうれしいです!

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