今日はふたつ、撮影をやりました。
全く撮影をしない日が続いたりする私です。(笑)お祭りも消耗が激しかったし、まだへろへろ、歩き方までおかしいと指摘されてます。妻が「カメラマンがダウンしております」と応対したら「怒ってたよ!」と自宅に連絡が入り、仕方なく出勤したのでした。撮影は少しずつ上達してるような気がするのです。セッティングには時間がかかりますが、すんなりと良い絵が出てくることが多くなってきたような。次の撮影はカメラを高いところにセットして撮影です。「真俯瞰(ふかん)」からの衣料の撮影。厳密な色再現が要求されるこの撮影。カメラの意外なクセがわかって愕然としました。良くウワサされる「三層のイメージャ」が実用化されれば、こういう撮影の精度も上がるのかもしれません。
ファインダーを覗くのん、かなり苦しそうですね! しかもちょっとさわったらゆらゆらしそうで・・・
先日のバイトでもこんな撮影もあって、しかも天井が低かったのでサブロクのボードを斜めにしてそこにブツを置こうかと思いましたが、それよりでかい商品もあったんで、結局脚立の上に立ってぜんぶ斜めに撮って、後から画像処理でパース補正をしました。
こういう時、専門家の人ならどうするんだろう?と気になってました。でもデジは便利だな??とも思いました。
で、「カメラの意外なクセ」てなんだったんですか?「三層のイメージャ」て、私には少々難しそうな言葉ですけど・・・
SHUさん、つっこみコメントありがとうございます。ファインダー、覗かないんです。覗くことができないですね。カメラの垂直をだしてからスタンドの高さを上げてそこからはカメラ本体には触らずに、カメラをPCから操作して撮影します。PCの画面にグリッドを表示して撮影をしながら被写体の位置を微調整します。かなり危うい撮り方(特にカメラの固定・・・)と思いますが、スタジオ用のスタンドとかアーム類を持っていないので今はこんな感じです。
後処理でパース調整で正確に復元するのはかなり困難な作業では?もしかして下地にグリッド状のマス目をいっしょに撮影しておけばいいのかな?
SHUさん、カメラのクセ、というのはカメラが色を演算するのに横に並ぶRGBの画素をミックスして色を出す、という仕組み上、中間色がノイズチックになるのが必須であり、安定しない、ということに今回あらためて気づいたんです。とても微妙な色だったのですが、それがうまく出なかった。最終的には色が出たことにしたのですが、なんだかすっきりしない。
三層のイメージャ、っていうのはフィルムの感光体と同じ方向で垂直に三層にわたってイメージセンサーがならぶ、シグマのデジカメのフォベオンで有名なやつです。あれだと出来上がりの一画素一画素がRGBを混ぜて出てきた微妙な色を出して並んでくれるので、中間色もノイズチックにならないはずなんです。キャノンも三層のセンサーを開発中とのことなんです。ボクは今使っているEOS5Dというカメラに基本的には満足で、これを超えるカメラの要素は三層だ、って思っているんです。あと本体手ぶれ補正とセンサーのゴミ落とし、これらをキャノンのデジカメがすべて包括して持っていたら、、、完璧!ですね。
つっこみコメントにて失礼しました。後処理でパース補正をするときは、四角いもんだったらいいんですが、丸や変形のときは、両脇に平行に棒を置いたりしました。三脚にカメラを固定すれば、最初に直角の出たものを撮っておけば、後は同じようにすればみますがね??
微妙な色に関して気になさるのは、CMYK納品なんですか? ある知人はフェーズワン用の現像ソフトを使ったり、CMYK変換もプロ用?の数十万のを使ってるとか・・・そううすればEOS-5Dもワンランク上のカメラに・・・なんて言ってますが、素人にはチンプンカンプンで・・・(笑) でも最近のデジカメは偽色やモアレが出にくくなりましたね??高感度でのノイズも少ないし・・・
ゴミ取りはあるといいでしょうね! 特にキャノンのCMOSはゴミがつきやすく取れにくい気がしますが・・・ キャノンレンズの手ぶれ補正は良く効くと思いますけど・・・
そうそう、一つ驚いたのは、ここに貼られてる写真、当然ミックス光だと思うけど、めちゃめちゃカラーバランスが整ってますね!
SHUさん、両脇に棒、なるほど!とヒザポンでした。CMYK納品なんてしてません。CMYK分解は印刷屋さんが行うプロセスだと理解しているいのですが、違うのかな?
ミックス光疑惑ですが(笑)これは手前からも傘バンで当たっているストロボ写真なのです。指摘されて一瞬、蛍光灯がすべて色評価用(高演色形)だからかな、とか思いましたが。しかし指摘内容がプロっぽいですね。驚きます。
あおいぶたさん、ボクはフィルムでは遊びでしか撮ったことないんです。分解すると安売り、っていうのは意味がわかりません。ポジフィルム、そういえばうちの地元では手に入るのだろうか、昔横浜で買った期限切れをのんびり使っているので、最新の銀塩事情がわからずにいます。
はんちゃんさんは今30代の後半ぐらいでしょうか。
そろそろ体に無理がきかなくなるころですよね。私は、体力が基本的にまったくないほうなので(色々努力はしてきたのですが)、いうことを聞かない体をののしりたくなるようなことがこれまでにもよくありました。自営業で体力がないのは致命傷です(笑)。ま、でも自営業だからこそ、自分のペースでできるという利点もあるかな。
仕事柄大変でしょうが、健康には留意を。無理をできるときにするのも必要ですが、あまり無理をすると、ガタが来たときに大きいのでご注意を。
あの写真はストロボ撮影で、蛍光灯はライトボックスに入ってるような演色AAAとかのやつだったんですね! これならたとえ外光が入っても全てがほぼデーライトになるんですね!(納得)
「CMYK 納品が安売り」に関しては、あるプロの人は、モニターの高度なキャリブレーションや高価な変換ソフト、撮影以外の手間や時間、最終仕上げまでの責任、等々、リスクが高いのにその分請求が出来ないのはとても辛いって言ってましたね?? フリーターには理解できない世界ですが・・・
Pomboさん、そうです。38歳ですよ。38歳! 自営業で体力がないのは致命的ってそうですよね!(痛感)マイペースでやらせてもらっています。
SHUさん、理解できない世界とか言いながら、しっかり詳しいですね。(笑)ワークフローの中の、カメラマンの仕事の範囲については議論のさなかというか、諸説混交という感じではないでしょうか。今の自分の様子も俯瞰的、客観的に眺めて考えるに、労働の対価を素直にお客様に求めれば問題なし、って思います。複雑高度な作業を施してから納品するならば、その分の対価を請求します。CMYK納品についてはよくわからないのですが、それをやる人はその分、印刷やさんの領域にまで踏み込んで仕上げのところまで労力を使っているということですよね。そこにギャラが発生しているのは間違いないですよね。むしろ本来は売上UPのチャンスですよね。