秘蔵の

>かつてシグマ12-24を買ったとき、開放では中心しか解像してないのにビックリ
というおたよりに反応して、私の秘蔵のデータを引っ張り出してきました。EOS5D SIGMA 12-24 絞り開放(F4.5)周辺の解像の具合(ピクセル等倍)
このカットは画面四隅の人物のゆがみ具合を確認するためのもので、フォーカスも隅っこの男性にあわせて撮影しています。なんとなく肖像に配慮して頭髪だけにしていますが、顔全体は絞り開放の撮影としてはまあ問題ないレベルで撮れています。
私の分析では12-24は像面湾曲がきついので、中央でフォーカシングしても周辺があわないことが多発、よって周辺がいつも流れていたりぼけている印象をもたれることが多いのですが、周辺だけあわせるつもりなら合う、または絞り込むと被写界深度に入ってきてピントが合ってくるのかな、という感じです。どうでしょう?おまけ シグマの24mmF1.8マクロにて、その驚異的な開放値f1.8で、驚異的な近接能力の一番近いところで撮影。この作例では説得力ないけど(汗)レンズの能力そのものにはすごい可能性を感じる。

秘蔵の」への4件のフィードバック

  1. ご丁寧にありがとございます。
    私が12-24でびっくらこいた画像も探し出しましたが、なんとなく気乗りしない(めんどくさい)ので、アップするかどうか分かりませんので、悪しからず。
    (でも、見たいといわれると断り切れない性格。)
    サンプル画像の後方にいる方、なんとなく長野電塾の方に似てる気が・・・・
    出荷時の調整が良くないかもというお話は参考になります。
    メーカーに勤めたことはないので、消費者の見方からすると、購入時の状態がその製品の仕様に基づいたベストな状態と思ってしまいます。
    カメラの動作がおかしいというような初期不良なら分かりますが、レンズ性能に関しては個体差や調整によって変わるということはないと思ってました。
    これは私の認識不足だったのだと思いますが、不満足な部分が再調整で直るのか確信が持てないので、なかなか調整してみようという気になりません。
    12-24の場合は、f11に絞ればオッケーだと思っているので、開放は使わないことにしてますし。
    メーカーがそういうアナウンスをしてくれれば良いのですが、公式にはそんなことは出せないでしょうね。
    口コミでは聞いていますが、私自身が体験してないので、半信半疑なんです。

  2. yukinyaa様、製造に関することはいろんな会社、いろんなケースがあるでしょうし、私にもよくわからないです。子供の頃、買ったカシオの安物の腕時計が仕様の月差プラマイ15秒(だったかな)を超えて月差20秒以上あったので誤差に関するデータをとって添付して修理に出したら月差1秒以内という驚異的な精度で戻ってきたことがありまして(汗)それ以来、量産の精度と調整(ファインチューン)の精度が違う、と固く信じている、ということですよん。(なんだその程度の話か)<すみません。

  3. 量産する中で誤差の許容範囲というのは必ず設定されていると思うのですが、運搬中などのなにかの拍子に狂ってしまって結果としてユーザーが開封して使用開始したときに許容範囲の中に収まってないコンディションになっている可能性はゼロとはいえないとは思います。完璧に製造したはずなのに故障品が出てしまうのと全く同じ理屈ですね。
    だから不満があった場合に再調整してもらって再調整でもなおかつ不満だった場合はもともとその程度のものだった、という風にあきらめても良いのかな、なんて思います。今回私小さい白ズームをかなり懸命にあら探ししましたが、おそらく正常品であろう、って判断したところです。(安心)<つーか異様に疑い深い?

  4. シグマの12-24は私も持ってますが素晴らしいと思ってます。
    他に比べるレンズがないし・・・EF14mmぐらいしか・・・
    あの焦点距離で、あの大きさで、あの価格なら言うことないです。

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