今日届いたのは、、このいかにもアメリカっぽい感じのパッケージ。何このチープ感。(笑)きっと銀一で売られている棚でもこのアメリカっぽさを振りまいているのだろうと月島の店舗の情景を思い浮かべた。内容物はこんな感じ。全く愛のないただ箱から出しただけの撮り方に私の気分が現れている。こっちのマイクも来たんですか。こいつらは明日の撮影で使いたいので急いで注文したのでした。マイクの機種は良さそうなものの中から「在庫有り」の即納のものだけに絞った。実際の性能や質感は例によって初めて見るのでまったくわからないまま注文している。(<長野県佐久市在住)
ルーペ(フードマン フードルーペ・シネマストラップ付 H-LPP3CS)は約14,000円で得られるベネフィットとしてはちょうどよいかそれ以上。ディテールが見やすい以前に、黒のフードで覆ってのぞき込むということがとても重要だった。ピントはまあまあ合わせやすくなった。顔面というか眉のあたりの骨でルーペを保持するのでとりあえずホールディングが格段に向上する。ちょっと痛いけど。レンズの特性で接眼レンズに対して正しい位置に眼球をセットすることが大切で目がずれるとぼやける。特に周辺。もしかすると像面湾曲なのか、周辺と中央の見え方が一致する眼球の位置と視度補正がうまくみつからないような感じ。でも価格相応のものはあると思う。これより良いのが欲しい場合はZACUTO Z-Finderという4万円のになる。。。マイクは使ってみると感度と集音は良くて良く撮れるのだけど、高域の音が無く、低中域しかもそれが太めというかなりアンバランスな音質と感じた。これが世界で人気だなんて、これ使っているやつらみんなおおざっぱなんだな、、、と思いつつ、、、、
頭にきてスポンジをちぎれんばかりのパワーで引っ張ってはずしたら、、、犯人はそれだったらしく、高域の特性はかなり改善された。きっとカタログに載っている特性40Hz-20KHzを得るためにはスポンジをはずした状態なら良いのだろう。(とか詳しそうに書いているとまるで詳しい人みたいだけど、実際は全然素人です)明日は屋内なのでとりあえずスポンジを外して使ってみることにしようと思う。ウインドジャマーという毛のモジャモジャのほうが性能が良いかもしれないので今度はそれを試そう。
このマイクを使うととにかく前方の人物の声がはっきりと撮れる。カメラ本体のマイクはカメラを中心に同心円状に音を拾うのだが、この手のガンマイクは後ろと横の音をカットして前だけに意識を集中しているらしい。ユウキ君の話し声のリアルさは、胸元にピンマイク仕込んでる?というくらい(あくまで50ミリレンズで近くで撮影している状況にて) ブームでマイクを使うことの価値とか意味もこのマイクをしばらく振り回しているとよく理解できる。
ウインドジャマーがうまい具合にフィットしたら2本目もゲットしてステレオ化なども狙ってみたり。(野望は果てしなくふくらむ) あ、書き忘れていた誤算。立派なラバーマウントがあるので(それ自体の効果は期待どおりとも言えるのだが)期待していたカメラの操作音のカット、これはできなかった。(マイクの感度は非常に高い)フォーカシングするときの音は実は空洞が多いのかEOSカメラの内部でボンボン共振していてそれをマイクがゴムのクッションを超えてしっかり拾います。シューから外してあげるとほぼ同じ位置関係でもフォーカシングのスリスリ音(今日はマクロ50)はあまり聞こえなくなりました。ブラケットで分離すべき?まあ後でいろいろやってみよう。
あと明るさを変えるためのダイヤル操作はもうカリカリって音が大きすぎてマイクがどんな位置でもダメだった。まあはっきり耳に届く大きな音だからね。。。確かに映像といっしょに音を撮るテレビカメラ/ビデオカメラでカリカリ大きな音のするつまみなんてあまりないよね。。。 これだけはスチルのEOSカメラがベースになっている、ということか。
最後にこれらを取り付けた写真を掲載したいところが昨日はそれが撮影出来なかった。だいぶビデオ機材っぽくなりますね。