さきほど金曜夜のNHKのビジネスニュース（Bizスポ）を少しだけ見ました。
ソニーのモノ作り「ソニーらしさ」を追いかける様子をやってました。
先日発表されたデジカメのNEXが「渾身のチカラ」を振り絞って全く新しい価値観を提供するソニーらしい商品、というようなソニー側の人が主張していたのに違和感を持ちました。
まあきっと後に続く他のNEX（Eマウント製品群）（ハイビジョンカメラ、3Dカメラなど）を含めてのことであり、まだ私なんぞにはそのすごさはわからないのだと思います。
NEXはデジカメとしてはオリンパス、パナソニックにつづくタイプの製品でなにも新しい価値観はありません。
ソニーらしい製品をつくるとりくみとして、取材で社内にテレビカメラが入って（驚いた）いました。みんなで考え抜いて今回のカメラが出来た、って、、うーむ。
私の知るソニー社内には感覚的に100人に１人とか数人？天才的な「ゼロから１を生み出せる」ような人材がいました。そういう人同士の会話はとても円滑だったりします。
それを現実に落とし込むために膨大な手数がかかるので、社内に多数いる優秀なエリートの手がかかって製品化、そして販売にまで到達すると思うのですが、「ソニーらしい製品」としてブレストするならば、やっぱりゼロから１を生み出せるクリエイターの存在をどうするか、というところが私は一番肝になると思います。
「テープレコーダーから録音機能を削ってヘッドホンをつけて売るんだ、それすごくいいだろ！」そんなこと言われても普通の社員は誰もわからなかった。「わざわざ録音機能はずすんですか？」トップが言うから仕方なく？の部分もあっただろう。天才は普通の社員にわからないことを言うと思う。
僕もちょろっと見てました。＞ここのところパソコンは見ないようにしているので、、テレビばっかり見てます。笑
ソニーらしさって何？っていう定義ですかね?、問題は。
ただ、NEXは実際にさわってみると驚きますよ、たぶん。
僕はソニーらしい商品と感じました。ここまで思い切ったことが出来るのは今の日本のメーカーではソニーだけだと、そう思いました。と言うか、ソニーはそうあって欲しいという願望かもしれません。
そうは言っても、まだまだアップルには遠く及ばないでしょうね。
おおtats様、パソコンを見ない時間を創り出すのはクリエイターにとって大切だと思います。（ってことでお返事を書いても読んでもらえないわけですが、、、笑）心配してましたし、心配してますが、うれしいです。
NEX、触ってみると良い、これは触った人の声ではみんなそうですね！カメラとしての評価はカメラに求めるものとかレベルがいろいろ違うのですが、番組の中では「でもこれデジカメでしょ」ということでデジカメとかでない全く新しい範囲について期待する声がありました。私もそのあたりで感想を書きました。
NEX の外観と質感、高密度な実装、確かにエンジニアリングとして他の会社には簡単にまねできそうにないかも、という部分も想像できます。半年後にサムスンからも出てくるかな？といえば出てくるかもしれないのが怖いですが、、、。アップルのような優れたものづくり、どうしたらできるのでしょうね。アップルはアップルらしい製品を連発しています。神話の震源地はそっちになってますね。