(今日は一眼レフがなくてコンデジで撮ってます。)原付のマシントラブルでゴール手前10kmでリタイヤかと思われた長野電塾、しかし今回はお題のCaptureOneを熱心に予習していたし、エキスパートに聞いてみたい内容も用意していたので、、、とにかく行けて良かったです。
まだ勉強会の後に実際にCaptureOneを触ってはいないのですが、話を聞いてLightroomで不満に思っていたたくさんの要素が、CaptureOneでは合理的に設計されていることがよくわかりました。
以下は今日習った内容というより、私の考察なんですが、、、ーーーーーーーーー
EOS5Dmark2のRAWデータを取り込んだときに色彩的に私が満足いかなかった問題は、それを解決するための手段があれこれ用意されていることがよく分かったので、もう少しやってみたいと思います。 よく考えると私もキヤノンの「忠実」というピクチャースタイルに完璧に満足しているわけでもないので、もしかするとCaptureOneに軍配が上がるような使いこなしが見つかる可能性もあります。
先日7D vs 5D2 の高解像勝負みたいのをやりましたが、実はCaptureOneで現像すると7Dはの高感度色ノイズが自然な風合いで消え、各種色収差も自然な風合いで消え、しかもそれなのに解像感がしっかり高まっていました。そこまでピクセル等倍の風合いに興味を持って作業する必要は通常めったにないはずですが、これは「性能」なのかなーと思いました。
今日私が質問したのは、CaptureOneの作業用の色空間ってどうなってますか?ってことだったのですが、これは仕上がりのところで設定したものだ、ってことだそうです。仕上がりをsRGBにしておくと、作業もsRGBの中で行うことになる、という当たり前といえば当たり前の思想のようです。 (LRとは違う汗)合理的。追記:試してみると、そのような動作は確認できませんでした。(仕上がりを仮にわかりやすくグレープロファイルにしても、作業はカラーで行われる。)
ボクの前回のテストがもしも間違ってsRGBで作業されていたらいけないので、今度やり直してみます。また、AdobeRGBで頭打ち感が出てる、ってことだとしたら、ProPhotoRGBなどもどんどん試してみるともしかしていいかも。追記:DPPではsRGBとWide Gamut RGBへの現像ではカラーチャートの撮影データでも色域の差が出るが、CaptureOneではsRGBに現像するのと、ProPhotoRGBに現像するのと仕上がりに全く差が感じられない。(本来あり得ないこと)(それぞれの色域に正しく色域圧縮されているのだが、広い色空間であるAdobeRGBやProPhotoRGBを選択しても色彩が広がらない、意味がないということ。もしこの指摘が事実だったら相当のがっかり感なので、どうかどなたか否定してください。。orz)5Dmark2の現像に関して、sRGBの外側のサポートがされてないというような動作だと私には感じられる。CaptureOneの現像結果がDPPのsRGB現像に似ているので、なおさらそんな気がする。操作が間違っているのかな?(だったらむしろありがたい。)当方の環境はWindows7の64bitです。色彩の検証はPhotoshopCS3とDPPにて。どちらも同じ。FlexScanSX2761W
あと、ボクはカラーエディットのときにグラフィカルに表示されている扇形にあるポイントをマウスで直接狭くしたり広くしたりせずに、すべてスライダーでやっていたのです。そのほうが定量化っていうか、いいだろうと思ってた。しかし、実はスライダーだけではダメなんだって。よーし、それも今度やってみましょう。
とにかく覚える前の自分にとって、驚くほどの多機能感。しかし、それをカスタマイズして使う要素だけに絞った自分だけの画面みたくカスタムできたりとか、使い勝手の良い仕事を組み立てるための選択肢がとにかく豊富っぽい。要するにユーザーごとに使いこなしに幅が出るなー、って感じです。うまく攻略して仕事の合理化と品質向上ができれば、まあその人の勝ちであり価値、ってことかしら。
体験版の期間が終わるまでの間に、すんげー欲しくなってどうにもならなくなるのか、諦めるのか、見極めという感じです。なにしろ、Photoshpとか基本的なソフトすらアップデートしてなかったり、明らかにお小遣い不足の私、、、、
今日の長野電塾、隣の席のカメラマン氏は最近フェーズっていうバックタイプのデジカメを買ったので、それにこのCaptureOneが付属してたんだ、って言ってました。ああ、別世界のお方です、、、。orz笑 でも仲良くなってしまいました!
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後半の講座では、大量の撮影を効率よくこなすためのアイディア、テクニック、というのがありました。すごく良かった! ある意味地味な話なんだけど、使っている人の撮影の精度と効率が高まってることはすぐにわかった。 長野電塾は東京とたぶんいつも違う。それぞれの良さがもちろんあるのだけど、やっぱりコアな感じがして良いのです。きっと集まる人数と、内容ってどこかでなにか比例する部分あるのかもなー。。
私のメインの現像ソフトはCaptureONEですが
一つ問題点があるとすれば
画像そのものが表示されるメインビューの画像の拡大率が
きりの良い整数倍でないと
画像がきれいに表示されないのです。
例えば 33%よりも 50%表示の方が全然画像品質が違う。
ここの所は 最大にして唯一の機能品質の欠点です。
以前から思っていたのですが、作業用色空間の定義が人によって違っているのではないかと。上記の話は、画面表示用の色空間(C1ではプルーフ)の話ではないかと僕個人は思っているのですが。>間違っているのかな??
それと、現像ソフトはフィニッシュまでの最短距離を走れるのがそのフォトグラファーにとって最良のものと考えています。半田さんの場合、忠実設定をもっともよくお使いのようなので、他社ソフトだと多少の遠回りになるのではないかと思います。遠回りになってもそれ以上のメリットがあるのなら良いのですが。
個人的にはいろいろなソフトを使ってみるのはスゴク楽しいものです。ただそれは趣味なのかもしれませんね。
PLIE様、メインビューの拡大率が整数倍でないとキレイでない、というのは一昔前のPhotoshopと同じですね。(って私も使ってる。。。)使いこなしのヒントになりますね。ざっくりで見るときは全体(フィット)表示にして、そのときはギザギザで、ちゃんと見るときは部分表示って感じでしょうかね。
tats様、作業用色空間なのですが、書き方が足りなくてすみません。自分がテストしたときにEOS5Dmark2のRAWデータをまるでsRGBの色域内で展開しているんじゃないの?というようなフィーリングの色彩のリミット感なのかな、って思ったのです。マクベスチャートの全体がかなりいいのに、自分の環境では黄色と緑だけがディスプレイ上の視覚的にも数値的にも頭打ちになっている感じの色に。それを見た目AdobeRGB色域まで引っ張り出してやろう、というのが私がやっていた色補正作業だったのです。なので、もしも作業用色空間を私が誤ってsRGBにしていた場合はそもそも全く無理なことをしていた可能性があるなー、って。
で、昨日質問したら書き出し設定が作業用色空間としての意味である、という回答をいただいたので、出勤したら試してみようかなと思っているところなんです。 私がしつこくCaptureOneを試しているのは、CaptureOneに今までにない可能性(それは合理化と品質の両方)を感じたからなんです。大変な多機能を独自のセンスでうまく使いこなすと、今まで不可能だったスピードとか、可能になりそうです。そこの追求は私は楽しんでいます。
CaptureOneにはそうですよね、プルーフまでありますね。Lightroomができないことをあっさりと実現してる。まあそこがもともとプロ用として企画されたソフトである証かもですね。 忠実設定の演出っぽい部分が困ってしまうケースがあり、CaptureOneで解決できたら、という期待が大きいです。CaptureOneの5D2標準のプリセットはキヤノンのピクチャースタイルのニュートラルをベースにしてると思います。ニュートラルをベースにしても、忠実をベースにしても、追い込むと結構同じようなところに行きますが、忠実のクセ・演出っぽい部分を抜くのは大変なので、ニュートラルをベースに調整するのはありだと思ってマス。
tats様
この画像品質の箇所はとりあえずフォーカスチェツクツールの方を常に50%で表示させて逃げていますが、ここまで画像品質・生産性の高いツールだからこそ、敢えて品質改善して欲しいものですネ。
たまにはコメントしますかね。
>>今日私が質問したのは、CaptureOneの作業用の色空間ってどうなってますか?ってことだったのですが、これは仕上がりのところで設定したものだ、ってことだそうです。仕上がりをsRGBにしておくと、作業もsRGBの中で行うことになる、という当たり前といえば当たり前の思想のようです。 (LRとは違う汗)合理的。追記:試してみると、そのような動作は確認できませんでした。(仕上がりを仮にわかりやすくグレープロファイルにしても、作業はカラーで行われる。)
CaptureOneの作業用の色空間はお聞きになったように、書き出し時のプロファイルに準じます。間違いありません。もう一度ご確認下さい。グレー・・・は意味が分かりません。プレビューの話でしょうか?プロファイルや設定をグレーにすれば表示もモノクロになりますよ。
>>追記:DPPではsRGBとWide Gamut RGBへの現像ではカラーチャートの撮影データでも色域の差が出るが、CaptureOneではsRGBに現像するのと、ProPhotoRGBに現像するのと仕上がりに全く差が感じられない。(本来あり得ないこと)(それぞれの色域に正しく色域圧縮されているのだが、広い色空間であるAdobeRGBやProPhotoRGBを選択しても色彩が広がらない、意味がないということ。もしこの指摘が事実だったら相当のがっかり感なので、どうかどなたか否定してください。。orz)・・・>>
DPPではsRGBとWide Gamut RGBへ、CaptureOneではsRGBと、ProPhotoRGB。それぞれ僅かな差は出ますよ。データによりますが、広色域の色地点がない画だったら見た目もほとんど差はないと思います。こちらももう一度確認してみて下さい。
>>どなたか否定してください。。orz
否定します。圧縮・・・と言うのはちょっとあれですが、、本来データが持っている色地点はカラースペースで若干のずれは出ますが、大きく差は出ません。広色域のプロファイルをあてがったからといって色彩が広がったりはしませんよ。。( ̄Д ̄;;
gamu-syara様、ありがとうございます。グレーの話、プレビューではなく書き出しのプロファイルです。書き出しのプロファイルをどれにしても、それがカラーにしようがグレーにしようが、作業画面は一定だった、ということを表現しておりました。操作ミスでしょうか、、。
私の想定は、普段5D2で撮影した色域はsRGBの中に収まってないので、AdobeRGBに書き出すとより広く仕上げれられる、ということでそれを「広がる」みたいに書いてしまっていると思います。私の試験ではC1ではAdobeRGBにしても広く仕上がりませんでした。WideGamutとかProPhotoRGBを扱って説明してしまいましたが、この問題は一般的なAdobeRGBの中で説明すべきでした。私の試験ではCaptureOneは5D2の現像については撮影データの中のsRGB色域内のみをサポートしているようだ、という結論になりました。
訂正、、すみません。。間違えました。
僕も以前にCaptureOneの担当者に聞いた時は作業色域は書き出しに反映すると言われましたが、おそらく間違いで、表示の中の「プルーフプロファイル」で指定したプロファイルに準じます。
これで解決でしょ。モノクロも。
>>普段5D2で撮影した色域はsRGBの中に収まってないので
そんな事はないでしょ。。。たまたまじゃないですか。。(^▽^;)もしくは設定が、、、
>>CaptureOneは5D2の現像については撮影データの中のsRGB色域内のみをサポートしているようだ
そんな事もあるはずがないでしょ、、現像ソフトですよ。。(-。-;)